この一枚

「滝」小西真奈

この前の土曜日に横浜美術館にホイッスラー展を見に行きましたが、その時に横浜美術館の常設展も一緒に見まして、そこで出会ったのがこの作品です。

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「滝」小西真奈

これは凄い。絵の迫力が凄くてしばし見入ってしまった。滝の絵は個人的に好きなんですけど、こういう風に部分を強調した感じの描き方ってあんまり見たことないかもしれない。滝の絵だとどうしても滝全体を描くというのが多いと思うので。
それとこれが小西真奈さんの作品というのが良いですねえ。小西さんの作品っていうと、全体的にほのぼのした感じの作品が多いというこちらの勝手なイメージがあったもんですから、この迫力満点の作品は新鮮に見えました。もっとも描き方というか絵のタッチの部分は小西さんらしいです。

ちなみに、松本隆作品集「新・風街図鑑」のジャケットは小西真奈さんの作品です、
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「新・風街図鑑」松本隆

こういう作品が私の中での小西さんのイメージでして、勝手に思い込んでました。失礼しました。

それにしても、良いもの見れてラッキーでしたね。

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「保津川の渓流」ラグーザ玉

今回のこの一枚は、以前に見た展覧会からの作品です。

それがこれ、ドーン!

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「保津川の渓流」ラグーザ玉

この作品は、2004年10月9日(土)〜12月5日(日)にかけて、目黒区立美術館で開催された、「日本近代絵画への道ー山岡コレクションを中心にー」という展覧会で見た作品です。ちょうど美術館巡りらしきものを始めた頃でした。もちろんラグーザ玉という画家も知りませんでしたけど、絵は強烈に覚えてます。特に水の流れの描き方が強烈だったなあ。美術館巡り始めたばっかりだったから、余計に覚えているのかもしれません。
昨日たまたまこの展覧会の図録見てて、この作品やっぱり良いなあという事で、ほとんど勢いで登場させてしまいました。う〜ん、やっぱり良いねえ。

この時の展覧会チラシがこちら、
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ラグーザ玉さんについてはこちら→ラグーザ玉

この展覧会チラシの、表裏のどこにもこの作品は載ってない。でも個人的には一番響いた作品なんです。知らないというのは、やっぱり強いね(笑)。

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「あやめの衣」岡田三郎助

今回の作品は、現在開催中の展覧会から。

この作品です、ドーン!

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「あやめの衣」岡田三郎助

現在横浜のそごう美術館にて開催中の「藤島武二・岡田三郎助展 女性美の競演」で見てきました。もっともこの作品有名ですから、本とかでは見て知っていましたけど、実際に生で見るのは初めてです。う〜ん、やっぱり生で見ると、その良さは伝わってきますねえ。肌の質感もそうですけど、作品全体から艶やかなオーラが出てました。なにより作品に品がある。良かったなあ。

それから、この展覧会他にも素晴らしい作品が展示されていて、お勧めの展覧会です。ただ会期が9月4日(日)までなので、あまり時間がありませんが、興味のある方は行ってみたらいかがでしょうか。

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「藤島武二・岡田三郎助展 女性美の競演」9/4まで

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「蝶」馬場良人

毎年楽しみにしてる展覧会の一つに、損保ジャパン美術財団選抜奨励展があります。毎年年度末の頃に損保ジャパン東郷青児美術館で開催されます。

ただ、今年は震災の影響で、震災後ずっと美術館が休館だったので、ほとんど諦めていたんですけど、4月に入ってから約1週間だけ展覧会を再開してくれて、そこで行ってきました。そしてその展覧会の中で、個人的に一番印象的だったのがこの作品です。

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「蝶」馬場良人

この女の子の、蝶を追う好奇心に満ちた表情が素晴らしい。きっとこの時のこの子には、この蝶以外は何も映ってないんだろうな。それにしてもこの表現力は凄い。凄い作品見させて頂きました。あの状況で、展覧会を再会してくれた美術館に感謝です。

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「Harper's Jazz」BERNARD FUCHS

前回の更新からすっかり間があいてしまったこのカテゴリー。約10ヶ月振りに更新です。

と言うことで、今回のこの一枚はこれ、
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「Harper's Jazz」BERNARD FUCHS

代官山にある、代官山ヒルサイドフォーラムにて行われた「バーナード・フュークス」展で見かけた一枚。
作品から感じられる臨場感が良いし、ミュージシャン達の表情も素晴らしい。作品から音が聞こえてきそうだ。こういう絵は大好きです。(今回は、額への映り込みの関係で、正面からではなく、斜めからのアングルになりました。)

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「SHONAN2」鴫剛

久々にこのカテゴリー。
実は先週の土曜日に、平塚競技場に湘南×磐田の試合を見に行きまして、その際にちょっと早く着いたので、近くの平塚市美術館に寄り道してきました。

そこで開催されていた「新収蔵品展」の中にあったのがこの作品です。

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「SHONAN2」鴫剛

最初遠目に見た時は、写真かと思って、そんなに良いわけなどと思いながら、作品の前に立ってみると、これ写真じゃなくて絵です。その事実を知った時は、思わず絶句して立ち尽くしてしまいました。
だってこの波の感じって、どう見ても写真でしょう。女性の水着の感じもどう見ても写真でしょう。でも作品の前に立って、見てみると絵なんです。確かに絵だわ。
確かにこれが写真なら、何でこの作品購入したのか聞いてみたい気がするけどね。
展示室には私一人。午前中からびっくりしたよ、本当に。

それと鴫剛さんのプロフィールはこちら

あんまり関係ないけど、湘南ベルマーレ×ジュビロ磐田の試合はこちら

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「夕張炭鉱」横山操

今回の「この一枚」はこれです、

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「夕張炭鉱」横山操

この作品は、昨年12月27日(日)まで目黒区美術館で開催されていた「文化資源としての<炭鉱>展」で展示されていました。作者は、戦後日本画壇の風雲児と言われた横山操。
作品は5枚からなり、縦1.8メートル、横4.5メールという壮大なスケールで描かれている。墨の持つ質感と、炭鉱という力強いイメージが相まって、非常に硬派で骨太な作品だと思う。絵の持つ力強さというか、迫力というか、そんな物を肌で感じられる作品でした。

また、この展覧会自体が非常に見応えがあって、良い展覧会だった。この展覧会を企画した学芸員は凄いと思うよ、本当に。昨年いろいろなブログで、絶賛の声の上がった展覧会の一つです。

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「金蓉」安井曾太郎

今回の、「この一枚」は、超が付くくらいのメジャーな作品です。
それがこちら、ドーン!!!

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「金蓉」安井曾太郎

今さらここで取り上げなくても、と思う気持ちもありますが、現在ブリヂストン美術館で開催中の「安井曾太郎の肖像画」展に行って、久々に見るとやっぱり素敵な作品ということで、今回取り上げてみました。この金蓉さんは、当時の上海総領事の娘さんで、小田切峰子という女性だそうです。そしてこの作品は、熊本細川家の依頼により描かれたそうです。展覧会では、小田切峰子さんの写真も展示されていたのですが、その写真は和服姿でした、ちょっと残念。それと作品を実際に見てみると、結構豪快なタッチで描かれていることがわかります。
何度見ても良い作品だ。私の中では女性肖像画で3本の指に入るくらい好きな作品。もっともあと2つは何だ、と聞かれても困りますけど。

この展覧会は、来年2010年1月17日(日)までの開催されています。
また、この展覧会の記事もアップしてあります。
      ↓ 
「安井曾太郎の肖像画」展

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「地獄太夫と一休」河鍋暁斎

昨日、来年春開催の「長谷川等伯展」の事書きましたけど、その時に「長谷川等伯展」のポスターを見たのは、京博での「河鍋暁斎展」に行った時でした。でまあ、今日何気なく今まで買ったポストカードを見ていたら、その時に買ったポストカードを発見。

ということで、今回の「この一枚」はこちらです、

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「地獄太夫と一休」河鍋暁斎

一休という坊さんについては、実はよく知らない。昔テレビでみた「一休さん」というマンガぐらいしか知らない。あれはとんちの利いた小僧さんだから、一休といえばあのイメージしかない。それがいきなり、この表情ですから、面白いというか何というか。
それにしても、この一休和尚活き活きしてますねえ。またこの構図が絶妙だよ。この太夫の衣装も凄いし、骸骨が三味線弾いて、その頭上で踊りまくる一休坊主も凄い。もっと言えば、この世も末感を絶妙に描いた、暁斎が一番凄いかもしれない。

ちなみに河鍋暁斎に関しての過去ログは、
・チラシの力「河鍋暁斎展」
・「国芳・暁斎 なんでもこいッ展だィ!」

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「煙草と女」伊野孝行

以前、「わたしの句読点」という展覧会について書きましたが、その展覧会で一番好きな作品がこれです、ドーン!!

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「煙草と女」伊野孝行

この作品良い。艶っぽいというか、婀娜っぽいというか。「縁台に腰掛けて、煙草を燻らす女が二人」、なにやら唄の文句にでてきそうな、そんな情景が浮かびます。またこの色使いが何とも言えません

良いなあ、ってそればっかりですけど。でも本当に良いです。

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