「小説 日本興業銀行」全5巻 読了
高杉良さん著の「小説 日本興業銀行」全5巻読了しました。
1900年設立された日本興業銀行の歴史を、中山素平さんを主人公に物語は進行していきます。戦前、戦中、そして敗戦。占領下に置かれた時代から国連復帰、朝鮮動乱そして高度経済成長と激動の日本経済の歴史と日本興業銀行の歴史は被る部分も多く、さらには裏話的なところもあり読んでいて面白かった。
内容がほぼ実話だと思うので、非常に興味持って読めたし、その中で中山素平さんの関わり方が非常にユニークで読んでいて面白かった。財界の鞍馬天狗なんて言われ方してました。
そんな日本興業銀行も今はもうない。私が大学4年で就職活動してる時は、興銀、長銀、日債銀何て言われ方していて、こういった特殊銀行は人気あった気がします。
こういう経済歴史物は面白い。全5巻あってそれぞれの巻も結構ボリュームあったけどあっという間に一気に読めました。
次は何にしようかな。
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