齋藤富蔵展@宇都宮美術館
2016年2月14日(日)〜4月10日(日)
齋藤富蔵展
宇都宮美術館
久々に青春18きっぷを使って遠征してきた。
それがこれ
齋藤富蔵展
実は不勉強で齋藤富蔵という画家は知らなかった。ただ宇都宮美術館のHPを見てたら、掲載されてる作品が良くって、行ってきてしまった。もっともこういう感じの時の宇都宮美術館は間違いない。松本哲男さん然り、荒井孝さん然り、そして昨年の薄久保友司さん然り。
そんな今回の展覧会は、4つのコーナーで構成されています。
1.青春 1919-1959
2.独創 1960-1975
3.小さな絵
4.幽玄の森へ1976-1993
そんな中印象的だったのが、「蛾」シリーズ」。4点展示されていてそれぞれが素晴らしいのだが、とりわけ「自蛾像.65」という作品が印象的だった。自分を蛾に例えて描かれているのだと思いますが、この表現力はかなり凄いと思う。そして圧巻だったのが最後の「幽玄の森へ」のコーナーに展示されていた作品。「蝶と牛」「牛と蝶」の2展は並べて展示されていたけれども、かなりのスケールの大きな作品、また幻想的な「五月の詩」、そして「深山シリーズ」と題された10点以上の作品は、絵の世界に引き込まれそうな、幻想的な神秘的な作品でした。他にも印象的な作品がたくさんあって、見ごたてのある展覧会でした。
今回も宇都宮美術館の展覧会あたりでした。やっぱりここは良いですねえ。
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