「クインテットⅡ」展
西新宿の東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館で開催中の「クインテットⅡ」展に行ってきた。
この展覧会は、将来有望な5人の作家たちを起用して一つのテーマで開く展覧会で、今年で2回目だそうです。ちなみに5にんの作家を起用するのでクインテット(五重奏)という意味らしいです。
2015年1月10日(土)〜2月15日(日)
「クインテットⅡ」展
東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館
クインテットⅡ
今回起用されている作家さんは、
富岡直子
平体文枝
岩尾恵都子
水村綾子
山本晶
の以上5人です。そしてテーマは、作家が日常生活の中で感じるさまざまな「心象風景」的な景観を、抽象的な「色彩」をで表現するという事のようです。
今回5人の作家さんがそれぞれの感覚で作品を表現していますが、そんな中個人的に特に印象的だったのが、富岡直子さんの「朝映えⅠ」と「朝映えⅡ」と岩尾恵都子さんの「木」の2点。
これ連作なんでしょうか。色合いといい全体の様子といい、こういうの個人的に大好きなんですよねえ。他の赤を基調にした作品も良かった。
これは色調が凄くて、構図も面白いです。岩尾さんの作品は他にも良いのがありました。もっとも作品によってはちょっと怖い感じのものもありましたけど(笑)。
他の作家さんの作品も面白いもの多かったです。色彩で表現するってなかなか面白いです。良い感じの展覧会でした。
それとこの美術館ちょっと行かない間に、東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館というとてつもなく長い名前に変わってました。まあ母体の会社名が変わってるからしょうがないんだろうけど、ちょっと長すぎ。うまく言えないもの(笑)。ここまで長くなったんなら、いっその事「東郷青児記念美術館」でいいんじゃないかと素人考えだと思うんですけど、どんなもんでしょうかねえ。
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