春風亭一之輔 真打昇進披露興行
2012年8月19日(日)
春風亭一之輔 真打昇進披露興行
なかのZERO 小ホール
猛暑の中、「春風亭一之輔 真打昇進披露興行」に行ってきた。場所は。なかのZERO小ホール。この前大ホールの方で立川志の輔独演会観たばっかりなので、最近中野づいてる気がするなあ。もっとも、ここは小ホールと言っても500人ぐらい入りますから、落語会には十分な広さです。
真打披露興行に行くのは柳家三三以来で凄く久しぶり。おまけに春風亭一之輔の落語を聴くのも初めて。もっとも凄いという噂は聞いてました。
実は今回の真打ち昇進は、従来の年功序列的な真打ち昇進ではなく、実力のある者は年数に関係なく真打ちにさせるという、いわば抜擢での昇進です。口上の時に小三治師匠が言ってましたけど、実力のある者は年数に関係なく真打ちにという、落語協会会長の小三治師匠の強い意向の表れでその第一号が春風亭一之輔という事のようです。実際二つ目になってから約8年で真打ち昇進ですから、従来よりは2〜3年早いです。
その「春風亭一之輔真打披露興行」は下記のような進行です、
「新聞記事」春風亭朝也
「堀の内」柳家三之助
「一眼国」柳家小三治
ー仲入りー
口上 柳家三之助、春風亭一之輔、春風亭一朝、柳家小三治
「一分茶番」春風亭一朝
「青菜」春風亭一之輔
*口上の進行は柳家三之助、最後の三本締めは柳家小三治
で肝心の春風亭一之輔ですが、口調にそんなに癖がなくて聞きやすいし、まだ若いからなんでしょうか若干勢いのままいっちゃってる部分もありますが、でもかない良いですねえ。また聴きにいきたいと思わせる噺家さんです。小三治師匠が抜擢で真打ちに昇進させただけのことはあると思いますよ。
20年後とか30年後とかに、どんな噺家さんになってるのか、すごく楽しみですな。もっともその頃には私は生きてないと思いますけどね(笑)。
それから、落語会終わってロビーに出たらこんなゆるキャラが、
「うさごはん」
良い落語聴いた後のこの脱力感、この落差がまたたまらんねえ(笑)。
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