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犬塚勉展ー純粋なる静寂ー

2011年9月7日(水)〜9月26日(月)
犬塚勉展ー純粋なる静寂ー
日本橋高島屋8階ホール

Img_0657

日本橋高島屋で開催中の「犬塚勉展ー純粋なる静寂ー」に行ってきた。
数年前に放送された日曜美術館で、偶然にもその存在を知ってから、犬塚さんの展覧会に行くのは今回で3回目です。ただ今回の展覧会が、今までに見た2回の展覧会と違うのは、初期の作品も展示してあると言う事です。大袈裟に言えば、あの世界に到達するまでの過程の部分を知る事が出来るという事ですかね。犬塚作品といっても、後期の作品しか実際には見た事がなかったので、前期の作品を見る事が出来たのは良かったです。

その作品ですが、一番最初にあの自画像が展示されています。梅野記念絵画館でこの作品初めて見た時は、凄いインパクトありました。そしていよいよ初めて見る作品が続きます。スペインに憧れて、スペインを描いた作品、そしてスペインに行く事によって、日本という国を描かねば、という気持ちにさせられて日本を描いた作品。また仏教関係を描いた作品等々、前期の作品が展示されています。どれも良いですけど、特にスペインを題材に描いた作品は、人間の表情も豊かで良いです。

そして転機となったとされる「頂A」「頂B」の2作品。そしてこの後は、私のよく知る犬塚作品へと続きます。それにしてもここまで劇的に作風が変わるというのも凄い。後期はとにかく写実に徹して、細密に描かれてます。それと光の描き方が凄い。「6月の栗の木の下より」や「午後の林」で描かれた、林の中へ光が射し込む感じは圧巻です。その後も、テーマを切り株やブナ、そして最後は水の流れと変えていき、その水の流れを見に行った所で、遭難し亡くなってしまいます。最後は、自然を描くのではなく、自然と一体になるという気持ちだったそうです。

今回の展覧会は、今まで知らなかった前期の犬塚作品を見る事が出来て、これで全部つながった感じで良かったです。

ちなみに、チラシはこんな感じです、
Img_0658

それと今までみた犬塚さんの展覧会については、こちら
・稜線の風の如く 犬塚勉展@梅野記念絵画館
・稜線の風の如く 犬塚勉展@せせらぎの里美術館
何と、両方とも展覧会名一緒だったのか。今気付いた。

この展覧会は、下記で巡回されます、
・京都展 2012年1月6日(金)〜1月23日(月)京都高島屋
・長野展 2012年4月14日(土)〜6月3日(日)東御市梅野記念絵画館
・広島展 2012年11月2日(金)〜12月25日(火)奥田元宋・小由女美術館

犬塚さんの作品が、東京日本橋で見れるなんて、感無量ですねえ。なーんて偉そうでしたね、すいません(笑)。まあ、何だかんだ言っても、お勧めの展覧会ですので、多くに方々に是非足を運んで頂きたいと思います。

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