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荒井孝展

2011年1月30日(日)~5月15日(日)
荒井孝展
宇都宮美術館

宇都宮美術館で開催中の「荒井孝展」に行ってきた。震災のためしばらく休館していた宇都宮美術館でしたが、ここにきてようやく再開。ということでさっそく行ってきました。

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今回の荒井孝展は以下の5項目から構成されています。
Ⅰ 初期作品
Ⅱ 異国の風景と人々
Ⅲ 四季の花々
Ⅳ 日本の風景
Ⅴ 模写・スケッチほか

初期作品の中では、再興第51回院展で初入選した「船」や「網」「女」そして「蟷螂」等々が印象的。特に「蟷螂」は良いですねえ。凄くシャープな感じで、素晴らしい。

そして今回の展覧会のメインとなるのが、異国の風景と人々。中南米やインド、中国などを訪れ、そこの風景や、そこに暮らす人々の姿や描き出していきます。「ダル湖」や「回想録」「白日」「茫」、そしてここでのハイライト的作品で、チラシに使われた「祈り」と、チケットに使われた「日晷」。とにかく素晴らしく、足を止めてしばらく見入って知った。

他にも四季の花々を描いた作品や、日光、奈良、京都といった日本の風景を描いた作品も多く展示されています。

また技法的な事では、薄い和紙に線描きを施し、裏から色を入れ、金箔を置く「裏彩色・裏箔」という技法を使って作品を制作し、独自の表現を追求していったそうです。そう言われて再度作品をじっくり見ると、画面の奥からやわらかな光が差し、じわりと染み出して来るかのような色彩が感じられる、気はしました。近くならばもう一度見に行き、そのあたりじっくり鑑賞してみたいのだが。

それと、この展覧会は行けて本当に良かったです。震災でしばらく美術館が休館していた時は、もう無理かと思って一度は諦めたんですけど、再会してくれて良かった。しかも会期を延長、そして入場料が無料。ただ任意で義援金を入れる箱が置かれています。僅かながら義援金入れさせて頂きました。これだけの展覧会見せて頂いて、義援金入れずに帰れる程、心の蔵は太くない。

とまあ、ここまで書いてなんですけど、この展覧会行くまで荒井孝さんの作品は見た事なかったし、名前も知らなかった。たまたま見た宇都宮美術館のHPで、この展覧会の事を知って、是非見たいと思ったんです。そして実際に行ってみて大満足。そう言う意味ではまさにツボでした。まだまだ知らないだけで、凄い方というのはたくさんいる。そういう意味でも、こういった出会いも悪くないですね。

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