代官山 アート散歩
代官山にてギャラリー巡りをしてきた。代官山に来るのは、おそらく生まれて初めてではないかと思います。
ということで、東急東横線代官山駅
では順を追って、
2011年2月10日(木)〜2月16日(水)
船田玉樹 現代日本画の精髄
アートフロントギャラリー
本日まで、竹橋の東京国立近代美術館で開催されていた「日本画の前衛」展にも出展されていた、船田玉樹さんの個展。小さめな作品から大作まで素晴らしい。特に大作2点「紅梅」「深山紅葉」は圧巻です。
2011年2月8日(火)〜2月20日(日)
井上壽美雄 Silenzioso - 静かな祈り
THE OBSESSION GALLERY
井上さんの作品は、和紙を何枚も重ねて、それらを独自の製法で立体的に仕上げてゆき、そこにアメリカの風景などを、独自の制法で焼き付けていって作品を完成させいくそうです。うねったような和紙に生じる和紙の凹凸と、モノクロの風景のマッチングが素晴らしい。驚きの個展でした。
2011年2月8日(火)〜2月20日(日)
バーナード・フュークス展
代官山ヒルサイドフォーラム
上記2つの個展とは違って、こちらは有料、と言っても300円ですが。そしてこの300円は国連UNHCR協会に寄付されるそうです。
今回展示されていた作品は、バスケットボールや野球、ボクシング、ゴルフといったスポーツを題材にした作品や、人物の表情を描いたもの、ケネディ大統領を描いたもの、そしてイタリアの風景を描いたものなどがあります。そんな中ボクシングやバスケットボールを描いた物の臨場感は、こっちに伝わってくるぐらいに素晴らしい。また人物の表情が豊かで、見ていて楽しい。どれも良いなあなどと思いつつみていましたが、それもそのはずで、アメリカではノーマン・ロックエルの再来と言う程高い評価だそうです。さすがにそこまでは知らなかった。
これらの3つのギャラリーは、代官山ヒルサイドテラスという中にあります、
代官山ヒルサイドテラスは、A棟からF棟ぐらいまであって、ギャラリーの他にもブティックや飲食店その他いろんなテナントが入った複合施設のような感じでした。
さらには近くにあったGALLERY SPEAK FORで長峯正幸「エアポート」展を見て、さらにはヒルサイドテラスの裏側にある旧朝倉家住宅を見学。
その後東急東横線の中目黒駅まで歩いて、日比谷線に乗って次なる目的にへ移動しました。今回の代官山は、ほんの触り程度ですから、近いうちにもう1回来たい街です。その時はもう少し時間を掛けてゆっくり回ってみたい。
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