夜行バスツアー 京都・大阪 その2「日本画」の前衛展
2010年9月3日(金)〜10月17日(日)
1938−1949「日本画」の前衛
京都国立近代美術館
京都国立近代美術館で、1938−1949「日本画」の前衛展を見た。
日本の風土に根ざし、四季を豊かな表現で描く従来の日本画に対し、その思想に真っ向から対立するかのような表現方法で、従来の日本画に革命を起こそうとした集団「歴程美術協会」。その活動期間は、1938年から1949年と短いが、時代の流れからみれば、太平洋戦争を挟む形で活動が行われたというのが、驚きでもあり、画家たちの意気込みが感じられる。
作品を見ていっても、時代の流れや個々の作品、はたまた画家自身といった具合に、いろんな物と戦いながら活動していったんだろうな、と強く感じられた。
そんな中で、存在が際立っていたのが、山崎隆、丸木位里、船田玉樹。もちろんその他にも素晴らしい作品が多く展示されていた。
どの画家も、厳しい時代の中で、新しい日本画へと向かっていく気持ちが感じられる、そんな素晴らしい展覧会でした。
また、この展覧会は、京都国立近代美術館の後、2011年1月には東京都国立近代美術館、2011年2月には広島県立美術館へと巡回します。
それからtwitterでのつぶやきは、
twitter@「日本画」の前衛 その1
twitter@「日本画」の前衛 その2
その後バス、電車と乗り継いで、大阪は国立国際美術館へ向かいます。(またまたつぐく)。
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