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2009年9月

冨田溪仙展

2009年8月8日(土)〜9月23日(水)
京都画壇の風雲児 冨田溪仙展
茨城県近代美術館

20090930tomitakeisennこの前のシルバーウィーク、JR東日本の「ツーデイパス」を使って、逗子〜葉山と水戸の2カ所美術館巡りをしてきた。逗子〜葉山というのは神奈川県立近代美術館葉山館で開催中の「アンリ・リヴィエール展」、詳しくはこちら。そしてもう一方の水戸方面では、茨城県近代美術館で開催されていた「冨田渓仙展」を見てきた。

冨田溪仙といっても、実は知らないのだが、たまたまネットでいろいろチェックした時に見つけたチラシに引かれて、水戸まで行ってきました。京都画壇の風雲児という大袈裟なコピーは置いといて、相変わらず空いている館内、ゆったり見てきました。

作品の感想を幾つかに分けると、最初にくるのはやっぱり作品の躍動感。「蒙古来襲(試作)」という作品、これ試作なんですけど、試作の段階で凄い臨場感。完成品がないのが残念です、どこへ行ってしまったんでしょうか。完成品見たいなあ、作品の前でしばし呆然なんて、なったかもしれません。また、「麒麟・鳳凰」や「竹に孔雀」等も迫力ありました。あそこまで生き生き描けるというのはやはり凄い。
次にくるのがユーモアというか愛嬌というか何と言うか。見ていて笑ってしまうような、そんな作品たち。「桜に猫図」、普通あそこに猫描かないでしょう。「風神・雷神」も迫力あっていいのだが、どことなくユーモラス。「仙涯和尚像」も笑える。もちろんおかしく描いているわけではないのだろうか、思わず口元が緩む作品たちです。
そしてもう一つが、気品というか優雅さのようなものです。「歳寒三種」や「御宝の桜」は気品あって素晴らしい作品。実は「御宝の桜」を見ているとき、顔を近づけすぎてガラスに額をぶつけてしまいました。いやはやお恥ずかしい。また「三条大橋」という作品は、横山大観の「日本橋」と双図だそうです。この二つの作品比べると、個人的には「三条大橋」の好き。この作品素晴らしいです。

鈍行に揺られて水戸まで行った甲斐がありました。それにしても、知らないだけで素晴らしい画家と言うのは大勢いますねえ。まあ、こういう出会いがあるから、美術館巡りやめられないのかもしれません。

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FC東京×ジュビロ磐田

2009年9月26日(土)
FC東京3-2ジュビロ磐田
味の素スタジアム

Dscn6344_2関東アウエーということで、味の素スタジアムにFC東京×ジュビロ磐田の試合を見に行ってきた。相変わらずの勝ったり負けたりと安定しないチーム状況で、さらには川口ケガで今季絶望。今日は八田の先発です。八田を生で見るのは、ユースの時以来かな。

試合はというと、前半は両チームともパットせず、これといった見せ場もなく終了。お互い何本かシュート打ったかっていうくらいのもんです。後半になって先にリズムが出てきたのは磐田。西に変わって松浦が入ってから、リズムよくなったと思う。さすがは去年のラッキーボーイ、ボール持つとそこそこやります。この点は良かったと思う。後半は試合が動いて、取って取られて取られて取ってという形で、でも最後に赤嶺に取られて、3−2で負けてしまった。
攻撃はそこそこ良かったと思う。村井を追い越して浄が上がっていったり、前田も起点になってたし(前田決定的のところで決めてれば、ってたらればですけどね)。ただボールのポゼッションはもっと上げないと。結構安易にボール取られてるし、1回ボール取られるとなかなか取り戻せないし。後半の最後の部分はいいようにボール持たれてた。それと成岡どうなんだろう、こんなもんなのかなあ。今日の動きなら、松浦を使った方が良いような気がします。それと八田は及第点でしょう。3点取られたけど、全てがキーパーの責任という訳でもないので。

負けはしたけど、去年に比べればまだましか。去年のこのカードはこちらです。

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アンリ・リヴィエール展

2009年9月5日(土)〜10月12日(月)
フランスの浮世絵師 アンリ・リヴィエール展
神奈川県立近代美術館 葉山館

20090923henririvieru神奈川県立近代美術館 葉山館で開催中の、フランス人浮世絵師アンリ・リヴィエール展に行ってきた。
フランス人浮世絵師と聞いて正直ピンとはこなかったのだが、ただ一時とはいえパリを中心に、ジャポニズム文化が大流行したことを考えれば、実際にやってみようと思う人もいただろうし、そんなに驚くべき事でもない。要はこっちが知らないだけかもしれない。

そんな彼の作品の特徴は、「さわやかな色彩」「重層的になっている遠近法」等々。後者はまさに浮世絵の技法。「さわやかな色彩」に関しては、お国柄がありますから、逆にこれがオリジナリティといえるかもしれない。その点は彼が、実際に日本に来て日本人から直接指導を受けた訳ではなく、自分なりに研究してある種極めたといえる部分だと思う。
違いが顕著なのが、刷り色の強弱。日本の浮世絵はそれぞれの色をしっかり出す傾向にありますけど、彼の作品はそこまで強くない。そこがさわやかな色彩になっているのだと思う。またそんなに強く刷り込まないことによって、夕暮れ、月明かり、日の出、といった微妙なニュアンスの色の出し方は素晴らしい。新たな発見でした。

それと作品的には、「エッフェル塔三十六景」というのが面白かった。エッフェル等ができるまでを三十六枚の作品で表現してます。特に「建築中のエッフェル塔トロカデロからの眺め」が素晴らしい。それと「エッフェル塔三十六景」はもちろん敬意をこめたオマージュ的な作品です。

さらに、今回の展覧会で、最初に展示してある「亡者の湾」「ギロチン」「傘下の埋葬」の3点が素晴らしかった。この3点はエッチングによる作品ですけど、いきなりインパクトありました。

いろんな発見があって面白い展覧会でした。ただし、作品リストがないというのは、昨今の展覧会を見てもいただけない。どうせ図録に出品リスト載せるんだから、そのデータ流用してプリントでいいと思うのだが。経費の問題とかいろいろあるんでしょうか。それと、ポストカードもう少し種類がほしいかったです。もう少しね。

それと、近くには山口蓬春記念館もありますから、一緒に廻ってみてはいかがでしょうか。
20090923yamagutihousyunn
山口蓬春記念館

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BURRN 創刊25周年!

「日本初のHEAVY METAL専門誌バーン」という、初代編集長酒井康氏の雄叫びが懐かしい「BURRN」が、2009年10月号で創刊25周年を迎えた。通巻にして363号。途中「METAL GEAR」といったライバル誌もあったが、後が続かず結局「BURRN」のみが今でも刊行し続けている。もっとも当時の「BURRN」と「METAL GEAR」では雑誌のレベルが違いすぎて、ライバル誌とまではいかなかったけど。

BURRNが創刊された1984年は、LAメタルが凄い勢いの時期で、日本ではあの「Super Rock84」が開催された年です。まだBON JOVI人気なかったなあ。Super Rock84の出番がアンヴィルより前で、一番最初の出番だった。西武球場まで電車で行ったっていう噂もありました。BON JOVIが爆発するのはもう少し後です。「夏だ!祭りだ!ボンジョヴィだ!」って言ってた日本公演の後のヨーロッパツアーで、ついに大爆発。その後は凄まじいばかりのBON JOVI旋風でした。しかし凄いコピーだな、今こんなコピー付けたら首が飛ぶよ、本当に。

ということで、25周年号はこちら
20091005
表紙:Mr.Big

一言で25年と言っても、いろんなバンドが出ては消えていった。日本でもの凄く人気があっても、海外では全く人気がなかったり、その逆だったり。Fair Warningなんかは良いバンドで、日本では凄く人気はあったのだが、日本以外では売れなかった。良いバンドだったけどなあ、渋公2階の一番後ろの席で見たライブは忘れられないね。

こういったHeavy Metalの情報は、「BURRN」と「ROCK TODAY」からがほとんだだった。こういったメディアがあるから、日本独自の音楽マーケットが生まれてくんだと思う。まあ、何だかんだ言って25年経った今でも、この形は変わってないけどね。そう言う意味では、この両輪が果たして来た役割は大きいよ。今後もそれは変わらないと思うけど。

ちなみに、創刊号はこちら、
19841005_2
表紙:OZZY&JAKE

「BURRN」創刊25年記念ということで、酒井社長の雄叫びは、

それともう一方の雄「ROCK TODAY」のオープニングは、

あれからもう25年、しかしいまだ衰えず、といったところでしょうか。

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iichikoのポスター Vol.20

iichikonoのポスターシリーズも、今回数えて20回目です。駅でiichikoのポスター見つけるたびに、携帯カメラで撮ってます。でも撮る駅は固まってます。外出パターンが決まってるから、そうなってしまうだけなんですけどね、実は。

で記念すべき20回目がこれです、
20090922iichikoposter

季節は確実に秋になりつつあります。


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大河原邦男のメカデザイン展

2009年7月17日(金)〜9月6日(日)
大河原邦男のメカデザイン展
八王子市夢美術館

Oogawarakunio_2もうすでに終わってしまっているのですが、八王子市夢美術館で、9月6日まで開催されていた「大河原邦男のメカデザイン ガンダム、ボトムズ、ダグラム」に行ってきた。

大河原邦男氏がこれまでに手がけた、戦隊ロボットたちが紹介されていた。そんな中やっぱり目を引くのはガンダム。「アムロ、行きま〜す」、の機動戦士ガンダムから今日まで脈々と続くガンダム作品関係が半分以上を占めてました。もっとも私の場合は、いわゆるガンダム劇場三部作以降はほとんど知らないので、初めて見るのも結構ありましたねえ。

こうしてまじまじと見るとガンダムカッコ良いなあ。特に「機動戦士ガンダム3 めぐりあい宇宙編」の劇場用のポスターはカッコ良い、凄い迫力だし。

また大河原氏のメカデザインのコンセプトとして、実際に作品に登場する時の大きさを想定してデザインするというのがあるそうです。そう言われるとうなずけるのが、ザクのヒートホークの一部分が展示されてましたけど、一部分といっても相当な大きさだった。実際はどんだけデカイんだと思ったら、実際の想定は7mだそうです。それを使うザクは、それと戦うガンダムは、と考えると今夏お台場で公開された、実物大ガンダムの大きさもああなるよなあ、と妙に納得してしまったりして。

それと今回の展覧会で、レイズナーも紹介されてました。個人的には、ガンダムより好きだったりするんだけど、テレビ放送も中途半端で終わっちゃったし、人気的にもガンダムには遠く及びませんけど、個人的には大好き。メカもより洗練されてる感じがするし。

楽しい展覧会でした。何だかんだと言っても、こういうの好きなのよ男子チームは。今回家族連れがいっぱい来てましたねえ。絶対父親が強引に家族連れてきてたんだろうな。ちっちゃい子供まで「ガンジャム〜」なんて可愛い声で言ってたからね。こうやって親から子へ文化は引き継がれていくのでしょう、良い悪いは別にしてね。

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iMac

実はこの度iMacを買った。それがこれ、

Dscn5905
iMac、20インチ、4GB、320GB

まあ、何で買ったの、と聞かれても困るのだが、単純に欲しかったのよ。
20インチ、結構デカイと思ったが、こうしてセッッティングしてみるとそうでもなくってイイ感じ。持って買ってくるとなると、やっぱりこの大きさが限界。勢い余って24インチにしなくてよかったかも。
パソコン初めて買ってから10年ちょっと経ちますけど、実はMac初めてではなくて2台目なんです。もっとも新品でMac買うのは、初めてですけどね。

そんな最初に買ったMacがこれ、

Dscn5884_2

まだ初代iMacが出る前です。これは中古で買って、もう動かないですけど、何か好きで捨てられずに未だに持ってます。この頃は、アップルマークに色が付いてて、好きだったんだよなあ。このカラーリング復活すればいいのに。

それとSnow Leopardへアップロード用のCDも付いてきました、

Dscn5909
Mac OS X Snow Leopard

まだセッティング終わったばかりで、慣れてないというのもあるんだろうが、これ慣れてくると相当使い易くなるような気がします。
それにしても、これだけのスペックで、メモリー4GBに増量して、ヤマダポイント使ったとはいえ、125,000円でお釣りがくるというのは、凄いね。
昔はローン組んで買う人がいたりするほど高かったんだけど、そう考えるとホントびっくりですよ。

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ふりかえり(2009年8月)

9月の声を聞いたところで、8月のふりかえりです。

まずは展覧会から、
・「写楽 幻の肉筆画」@江戸東京博物館
20090901hokusai

・江戸東京ねこづくし@ 江戸東京博物館
20090901nekodukusi

・第15回秘蔵のアートコレクション展 栄光のオランダ絵画展@ホテルオークラ東京
20090901oranda

・花・華-日本・東洋美術に咲いた花ー@大倉集古館
20090901hanahana

さらに、2つのレセプションに行ってきました。
・「心の眼 稲越功一写真」展@東京都写真美術館
20090901inakosi

・「北島敬三 コザ/東京/ニューヨーク/東欧/ソ連 1975-1991」展@東京都写真美術館
20090901kitazima

もう一つ美術館ネタ・展覧会ネタが1つづつ、
・山種美術館 移転。
・長谷川等伯展、東へ西へ

続いて足を運んだライブ、
・永井龍雲コンサート~歌花火2009~@座・高円寺2

久々過ぎるぐらい久々更新の、
・街角写真館 その7

さらに、この一枚では、
・「地獄太夫と一休」河鍋暁斎

さらにさらに、ジュビロ磐田ネタでは、
・ジュビロ磐田 J1通算300勝達成、しかし...

新たなジャンル、「読書アーカイブス」は2つ、
・「竜馬がゆく」司馬遼太郎
・「花神」司馬遼太郎

それから、こっちも2つ、
・iichikoのポスター Vol.18
・iichikoのポスター Vol.19

最後に雑誌の表紙が2つ、
・4つのスヌーピー 再び
・扇風機にあたる猫

8月は結構頑張った方かもしれません、多分。

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