BURRN 創刊25周年!
「日本初のHEAVY METAL専門誌バーン」という、初代編集長酒井康氏の雄叫びが懐かしい「BURRN」が、2009年10月号で創刊25周年を迎えた。通巻にして363号。途中「METAL GEAR」といったライバル誌もあったが、後が続かず結局「BURRN」のみが今でも刊行し続けている。もっとも当時の「BURRN」と「METAL GEAR」では雑誌のレベルが違いすぎて、ライバル誌とまではいかなかったけど。
BURRNが創刊された1984年は、LAメタルが凄い勢いの時期で、日本ではあの「Super Rock84」が開催された年です。まだBON JOVI人気なかったなあ。Super Rock84の出番がアンヴィルより前で、一番最初の出番だった。西武球場まで電車で行ったっていう噂もありました。BON JOVIが爆発するのはもう少し後です。「夏だ!祭りだ!ボンジョヴィだ!」って言ってた日本公演の後のヨーロッパツアーで、ついに大爆発。その後は凄まじいばかりのBON JOVI旋風でした。しかし凄いコピーだな、今こんなコピー付けたら首が飛ぶよ、本当に。
一言で25年と言っても、いろんなバンドが出ては消えていった。日本でもの凄く人気があっても、海外では全く人気がなかったり、その逆だったり。Fair Warningなんかは良いバンドで、日本では凄く人気はあったのだが、日本以外では売れなかった。良いバンドだったけどなあ、渋公2階の一番後ろの席で見たライブは忘れられないね。
こういったHeavy Metalの情報は、「BURRN」と「ROCK TODAY」からがほとんだだった。こういったメディアがあるから、日本独自の音楽マーケットが生まれてくんだと思う。まあ、何だかんだ言って25年経った今でも、この形は変わってないけどね。そう言う意味では、この両輪が果たして来た役割は大きいよ。今後もそれは変わらないと思うけど。
「BURRN」創刊25年記念ということで、酒井社長の雄叫びは、こちら
それともう一方の雄「ROCK TODAY」のオープニングは、こちら
あれからもう25年、しかしいまだ衰えず、といったところでしょうか。
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