わたしの句読点
2009年6月6日(土)~7月5日(日)
イラストレーター170人が描く わたしの句読点
たばこと塩の博物館
日曜日の昼下がり、凄い人混みの中、渋谷にあります「たばこと塩の博物館」に行ってきた。お目当ては、当日まで開催されていた、「イラストレーター170人が描く わたしの句読点」なる展覧会を見るためでした。
今回の展覧会は、「たばこと塩の博物館」と東京イラストレーターズ・ソサエティのコラボ企画。どういう企画かというと、日常生活における句読点、簡単に言えば日常生活の中での「ひと区切りつける」とか「ちょいと一服」とか「生活にアクセントをつける」みたいな様子を、東京イラストレーターズ・ソサエティのイラストレーター170人が、思い思いに絵によって表現しようというものです。
まあ、そうは言っても、そこは名だたるイラストレーター170人が思い思いに描くわけで、捉え方は人それぞれ。タバコで一服という人もいれば、コーヒータイムという人もいたり、自然の風景という人もいたり、お酒という人もいたりと、もうそれぞれが好き勝手描いてるわけで、そこがとっても面白い。
場所柄やはりタバコで一服というのが多かったです。もっとも最近では喫煙派の人は、タバコ吸える場所がどんどん減っていって、肩身の狭い思いしてる人多いんじゃないんでしょうか。そんな事も、タバコ関係が多かった理由のひとつかもしれないです。
こういうの面白いねえ。印象的だったのは、大滝さんのナイアガラレーベルでお馴染みの中山泰さんとか、和田誠さんの描いた、今回のメイン作品(透明人間とドラキュラとフランケンシュタインがテーブル囲んでるやつ)。それから黒鉄ヒロシさんの作品も良かったし、山口はるみさんの作品も雰囲気最高でグッドです。
そんな力作集う中で、私の選ぶベスト・ワンは、「煙草と女」伊野孝行さん。もうこれ最高です。タバコを吸う仕草、何との言えない艶っぽさ、婀娜っぽさ。もう、これ最高です。
久々に良い時間を過ごした、日曜の昼下がりでした。渋谷あで行った甲斐があったというもんです。
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