丸山直文展ー後ろの正面
丸山直文展ー後ろの正面
2008年9月27日(土)~11月9日(日)
目黒区美術館
目黒区美術館で、「丸山直文展ー後ろの正面」を見てきた。何を隠そうこの展覧会、個人的には秋の大注目展覧会の一つです。あの独特のカラーリング、どこかのんびりした感じのする構図、それらがあいまった生まれる作品たち。見ていて楽しいんですよ、これが。
会場に入って一番最初に目にする作品「color of river」。ここからして素晴らしい、かなりのインパクトを持った作品。色使いといい、作品の構図といい、申し分なしです。
2階に上がってA展示室。ここはこの展覧会の出品作品のうちでは、一番近々の作品が展示されている。それだけに見応えのある作品が多く展示されている。葉が舞う「wind」やたくさんの蝶が舞う「butterflies」、構図が面白い「two shadows」や「day and night」。そして今回の展覧会の宣伝材料に使われている「one eveing」など、充実作品たちが展示されている。
他にも抽象絵画的作品「gray」や「vaporization」、「morphogen(ocean)」。色違いで描かれたfaceシリーズ、等など。楽しめる作品が多く展示されています。
また、丸山直文さん、1964年生まれとのこと。ということは私の一つ年上。この前東京都現代美術館で展覧会があった大岩オスカール氏や、会田誠氏は昭和40年会だし、山口晃氏は少し下だけど、ほぼ同年代。自分と同世代の画家たちが頑張ってるというのは、なんだか嬉しい。全く面識もなく、生きてる世界も違うのに、でもなんだか嬉しい、不思議なもんですね(笑)。
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