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2008年5月

チラシ.2「大岩オスカール展」

今回2回目です。これも1回きりにならずよかった。

今回のチラシは、現在東京都現代美術館で開催中の、「大岩オスカール 夢見る世界展」です。
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「大岩オスカール:夢見る世界」東京都現代美術館

彼の作品は、ブラック・ユーモアや反戦メッセージ、社会の問題点といった部分を題材にしている作品が多い。中には、これちょっと笑えない、という作品もあります。そうは言っても、もちろんそれだけでは終わらない、見ている者を納得させるだけの力が作品にはあるので、人気を博していると思います。
今回のチラシも、作者の持ち味の出た、いい感じのチラシだと思います。

が、しかし

そんないい感じのチラシにも、思わぬ落とし穴が。
そうです、右下に大きな金太郎マークが。

これまでも、何回も見かけて、不快な思いは何度もしてるけど、どれもそんなに思い入れのない展覧会だったので、あまり気にしなかったのだが、まさかこの展覧会のチラシに入るとは。もう大事なチラシがガタガタに崩れ去っていくようだ。

財団法人地域創造が助成する展覧会等には、必ずこの金太郎マークと文章が入る。昨今どの展覧会でも、財政的に苦しく、助成をするというのは大事なことであり、展覧会の開催側にとってもありがたい話だと思う。そしてその展覧会のチラシに財団名とかロゴマークを入れるのは、特別珍しいことではない。珍しいことではないのだが、物には限度があるだろう。
しかも、作品全体を使ってレイアウトされてるのに、その作品削ってでっかい白窓つくりやがって、喧嘩売ってんのか、本当にそう思えるぐらい酷い。
”金出してやるんだからロゴ入れろ”って、札束で顔殴られてるみたいだ。
だいたいチラシに、助成:地域創造ってクレジット入ってんだから、それでいいだろう。どうしても金太郎入れたいんなら、裏の隅っこにでも小さく入れとけよ。まったく無粋な連中だ。何とかここから助成を受けなくとも、展覧会開催できないものか。そうすればこんなみっともないものが、チラシに載る事もなくなる。

チラシは展覧会の顔だ。顔に泥を塗るような事をしてはいけない。

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「木菟図」小林古径

今回の、この一枚はこれです。ドーン!

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「木菟図」小林古径

言わずと知れた小林古径先生の名作です。現在大倉集古館蔵。

5/25(日)まで日本橋三越本店にて開催されている、「今、蘇るローマ開催・日本美術展」を見に行って、久々にこの作品と再会しまして、相変わらずの感銘を受けて帰ってきたわけです。

数年前に、東京国立近代美術館で開催された「小林古径展」でも見たし、去年の夏には毎年恒例の、ホテルオークラ東京での「秘蔵の名品アートコレクション展」でも見てる。そのたびに感銘を受けて帰ってくるわけです。こういった作品は、そうそうあるもんじゃない。

自分にとってそういった作品があるというのは、ある意味幸せなことかもしれませんねえ。

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F1疾走するデザイン展

F1疾走するデザイン展
2008年4月12日(土)~6月29日(日)
東京オペラシティアートギャラリー

初台のオペラシティで、「F1疾走するデザイン」展を見てきた。

20080518f1_21950年に始まったF1の、マシンの進化の歴史を紹介したもので、世界巡回展中の日本での開催がここオペラシティとのことです。

実際に当時のマシーンも展示されていて、COOPERBRABAMJPSLotus、そして1988年セナがチャンピオンを獲得したMCLARN MP4/4、さらにはマンセルが1992年圧倒的な速さでチャンピオンを獲得したWilliams FW14B等々が展示されてます。

個人的には、JPSLotusのマシンが一番好き。特に1985年、1986年にセナが乗っていたやつが一番好き。あの真っ黒なボディにセナの黄色いヘルメットが合うんだよ、これが。

また、F1マシンの進化のスピードも凄まじい。1992年芸術品とまで言われたFW14Bでさえ、今のマシンに比べればおとなしい感じがする。もっとも現代のF1マシンは、世界のテクノロジーの最先端を行ってる、驚異のハイテクマシンなので、無理もないんだけどね。

また壁伝いに年譜になっていて、貴重な写真やGPのチケット、用語解説などが展示されています。
中でも目を引いたのは、ピケ、マンセル、プロスト、セナが一緒に写ってる写真。みんな若い。セナが黒のウエアだったので、1985年か1986年のどちらかだと思う。まだレースが人間臭かった時代かもしれない。現代F1ではピット作戦ばかりがクローズアップされえてるけど、まだそうではない頃の貴重な1枚です。だからと言って現代のF1が面白くないわけではない。昨年のように劇的なシーズンだってあるわけだし。

それともう一つ言わせてもらえば、中島悟が乗ったロータスなりティレルなりのマシンは展示してほしかった。1987年中島悟が日本人で初めてフルタイムエントリーのドライバーになり、鈴鹿で日本GPが開催され、フジテレビで全戦放送という3点セットで日本にF1ブームがきた事を考えれば、いくら世界巡回展とはいえ、そのくらいの日本独自の味付けはすべきだと思うけどね。

また今回の展覧会で、ケン・ティレルがすでにお亡くなりになっている事を知りました。偉大なるプライベーター、6輪のマシンが懐かしい。ご冥福をお祈りしつつ、合掌。

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街角写真館 その2

このコーナーも、ついに2回目。1回きりで終わらずということで、よかったですね。

ということで今回の写真はこれです、ドーン!

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これは、河鍋暁斎展を見に行った時に、京都国立博物館で撮ったんですけど、枝を爪楊枝かわりにして、「何か?」、と上目づかいにこっちを見てるような感じがして。

なかなか愛嬌があって、この写真好き。

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Super Aguri F1撤退!

「F1撤退!Super Aguriが苦渋の決断」

ゴールデンウィークの最後に飛び込んできたバッドニュース。

いろいろ噂はあったけど、撤退とは。

今年はトラクションコントロールが禁止されて、荒れるレースが増えると思ってたんで、ひそかに期待してたんだけど、残念。

今回の撤退の理由の一番は、スポンサー不足による資金難なんだろうけど、ただ今回のホンダの対応はちょっと冷たくないですか。もともと自分たちの都合でチーム作らせといて、邪魔になったからポイというのはちょっと酷いと思うけど。

こうなったらホンダもバリチェロ首にして、琢磨乗せるしかないんじゃないの。その方が日本のファンも喜ぶし、何と言ってもチームの成績が良くなると思うけど。

もうこれで、プライベーターとしてF1に参加してるのはウイリアムズぐらいになってしまった。ケン・ティレルのようなレース屋はもう出てこないのか、そのへんは寂しい限りです。

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ふりかえり(2008年4月)

もう今日でGWも終わりです。これと言って何をしてたわけでもないですが。
ということで4月のふりかえりです。

まずは展覧会から、
・東山魁夷展@東京国立近代美術館
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数年前に横浜でやった時は、結局見に行けなかったので、今回は早めに鑑賞。その甲斐あってか、そんなに混んでもなくゆっくり鑑賞できた。展覧会自体は、目新しいところはさほどないですけど、相変わらずの東山魁夷の世界です。
・国宝薬師寺展@東京国立博物館
・20世紀の巨匠たち@大丸ミュージアム・東京
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ここいつも思うのだが、作品リストって作ってくれないの。展覧会自体は良いのに、基本的なところが抜けてるきがする。
・秋野不矩展@京都国立近代美術館
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今年初めての京都遠征。ただ正直に言うと、それほど期待してたわけではなかったんです。メインは暁斎みたいな気持でしたから。ただ見ていくうちに、作品の力に圧倒されて、参りました。甘くみていたことを反省しております、ハイ。
・江戸絵画の夢と光 -若冲・北斎とともに-@細見美術館
20080505hosomi
今回初めて行きました。京近美からあんなに近くだったとは。まあ何と言っても若冲の「鼠婚礼図」は最高でしょう。
・河鍋暁斎展@京都国立博物館
20080505kyousai
確かな技術と、独特の発想あるいは独自の着眼点が折り重なって、ああいった楽しい作品達が生まれてくるんだと思う。「鷹に追われる風神」を見たとき、やっぱり来て良かったと思った。絵を見て思わずふき出してしまった、めったにないことです。
・大岩オスカール:夢見る世界@東京都現代美術館
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本当に待ちに待ったという感じの大規模な個展。個人的には今年一押しの展覧会、しかもほとんどない展覧会初日の鑑賞でした。彼を知るきっかけとなった作品「エイジアン・ドラゴン」も展示してありました。他にも良い作品目白押しです。7月6日までやってるから、また行こう。
・岡鹿之助展@ブリヂストン美術館
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この展覧会も、個人的には今年注目の展覧会です。初日というわけにはいきませんが、早めに見てきました。あの独特なタッチが好きなんです。これだけまとめて作品見るのは初めてなので、見終わった後はいささか興奮ぎみでした。この展覧会も7月6日までやってるので、また見に行こうと思います。

ということで4月は8本でした。

続いてiichikoポスター、
・iichikoのポスター Vol.6

さらに、この一枚は、
・エイジアン・ドラゴン@大岩オスカール幸男

もう一つ、街角写真館はこちら、
・街角写真館 その1

それからそれから、チラシの力、
・河鍋暁斎展@京都国立博物館

そして最後に落語です、
・立川志の輔@三鷹市公会堂

4月はこんな感じで、また来月です。

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