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ムンク展

ムンク展
2007年10月6日(土)~2008年1月6日(日)
国立西洋美術館

20080104ueno51月4日(金)の夜にムンク展を見てきた。
去年の10月からやってるというのに、やっぱり見に行くのは終了間際なんですよ。
年が変わっても、こればっかりは変わらない。おまけに夜だというのに混んでるし。

それはさておきムンクです。私だけでなく世間一般の人たちは、「ムンク=叫び」という図式が成り立っていると思います。がしかし今回の展覧会に「叫び」はありません。
今回の展覧会のテーマは、装飾性です。絵画を一点一点独立したものとしてとられるのではなく、作品全体を一つの作品ととらえ、その中の個々の作品の一点一点は、一つの全体的な作品を構成する上での、装飾的な要素であるというものらしいです。

実際に彼が、そういった意味合いで手がけた作品群が各章ごとに区別され展示されています。それは個人住宅の装飾からベルリン小劇場、オスロ大学講堂、オスロ市庁舎の壁画構想といった公的なものまで、幅広く手掛けられています。

ただ急にそう言われても、はいわかりましたとすんなり言えるほど優秀でもない(事前に多少でも調べていけばそんなことないんですけど、ちょっと反省)。だから、だいたい意図はわかったよ、と思いながらも個々の作品一点一点見てしまうんです。

ところが作品を見ていくうちに、「マドンナ」「サクラメント」「声/夏の夜」「浜辺の人魚」「雪の中の労働者たち」「疾駆する馬」といった、個々で見て良いなあと思う作品たちも、パズルの1ピース的な役割を担っているのかと思うと、それはそれで興味深い物があって、他の作品とどうつながるだろうかと考えたりして。さらには、あの「叫び」もそういう意味合いをもっているのか、といろいろ考えたりして、最初に思ってたこととは裏腹に、見終わった時には結構満足感ありました。でもこれって、この展覧会を企画した人の思う壺ってやつですかね。

でも、今年初めての展覧会で上々のスタートがきれたので、今年一年良い事の多い年にしたいものです。もちろんこのブログも放置状態にはしないようがんばりましょう。

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