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2008年1月

鴨居玲展

鴨居玲展
2008年1月2日(水)~2月24日(日)
笠間日動美術館

20080129kamoirei茨城県にある笠間日動美術館に、「鴨居玲展」を見に行ってきた。mixiのコミュニティで、この展覧会の事を知って、早速に行ってきました。

「鴨居玲展」と言えば、2005年から2006年にかけての巡回展が思い出されます。ただこの時は、金沢、神戸、広島、長崎という巡回で、関東エリアでは見ることは出来なかった。そんな事もあり、この時は神戸まで出かけて「鴨居玲展」見ました。この時の展覧会は、2006年の個人的なベスト10の第1位となった、良かった。

その時に比べれば、今回の展覧会では約40点が展示されており、展示点数では及ばない。しかしながら、こちらに訴えかけてくるものは同じ。むしろ今回は落ち着いてじっくり見ることが出来たかもしれない。神戸の時は、ちょっと興奮気味で舞い上がってたかもしれません。

展示された作品に描かれた人たちの表情は、デフォルメされて描かれているが、どの表情も人間の本質をついているように感じられる。1枚皮を剥げば人間誰でもこういった表情は持っているんだろう。人間の本質が描き出されているような感じです。

展示作品点数は多くなかったが、1点1点じっくり見れて良い時間が過ぎていきました。
まだまだ2月24日まで開催してますから、近ければもう1、2回見に行きたいんですけど、それはちょっと無理そうです。

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「現代絵画の展望」展

「現代絵画の展望」展―それぞれの地平線―
2007年12月8日(土)~2008年2月11日(月)
第一会場
旧新橋停車場鉄道歴史展示室
第二会場
Breakステーションギャラリー
(JR上野駅正面玄関口ガレリア2F)

20080126genndaiganotennbou現在「現代絵画の展望」展―それぞれの地平線―なる展覧会が、旧新橋停車場鉄道歴史展示室Breakステーションギャラリーの2会場に分かれて開催されています。ちなみにBreakステーションギャラリーはJR上野駅のHard Rock Cafeの脇の階段昇った2階です。

何でこんな所で現代絵画、と思ったら、この展覧会の企画は東京ステーションギャラリーなんですねえ。現在東京ステーションギャラリーは改装中といことで、旧新橋停車場鉄道歴史展示室。ただここでは作品が入りきらないので、上野駅のギャラリーも使って、ということなんでしょうか。その辺はよくわかりませんが。

この展覧会では、2会場合わせて12名のアーチィストの作品が各2点づつの24作品が展示されています。ただし展示数は7:3ぐらいの割合で新橋の方が多いです。

新橋は、入っていきなり篠原有司男の作品が迎えてくれます。まじかで見ると強烈だね、これ。でもこういうギラギラした色使いは大好き。それとはうって変わって、加納光於の2作品も素敵です。こちらはなんとなく幻想的で、きめ細やかに描かれています。
そして個人的に新橋の目玉となる作品は、大岩オスカール幸男の「新橋」。もっともこれは私が彼の超大ファンということなんですけど。この作品の制作年が2007年となっているということは、ほぼ新作に近いと思う。相変わらず、彼の作品はいい香りがします。また、カタログには大岩オスカールとなってました、今後はこの名前でいくんでしょうか。

続いて上野。ここは完全にギャラリーです。ここでのお気に入りは、何と言っても丸山直文の作品。森の中からゆっくり汽車がやってくる様子がたまらなく良いです。昔のボブ・デュランのアルバムタイトルの「Slow Train Coming」、まさにそんな雰囲気の作品です。それと、小林孝亘や山本麻友香の作品も素敵です。

それと、今回の図録というかカタログ700円です。薄いですけど、内容も良いしお買い得感あると思います。

開催場所が新橋、上野なので通勤途中とかちょっと時間の空いた時とか、ふらっと行ってみたらいかがでしょうか。

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祝!岡鹿之助展

以前このブログで、岡鹿之助の「森の館」を取り上げましたが、その時に没後30年なんでどこかで「岡鹿之助展」やらないかなあ~、というような事を書いたのですが、

何と、今年開催されます。

ブリヂストン美術館の2008年前半期のカレンダーに出てました。

まさにdream comes true、念ずれば通ず、果報は寝て待て、その他いろいろです。

もっとも、あの記事を書いた時には、この展覧会カレンダーすでに配布が始まっていたはずなので、私が知らなかっただけなんですけどね。いやはやお恥ずかしい。もっとしっかり情報収集します、ハイ。

ということで、

岡鹿之助展
2008年4月26日(土)~7月6日(日)
ブリヂストン美術館

開催されます。めでたし!めでたし!

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へんろ文化展

四国八十八ヵ所へんろ文化展
2007年12月27日(木)~2008年1月8日(火)
銀座松坂屋7階催事場

もう終わってしまったが、正月休み中に銀座松坂屋で開催されていた、「四国八十八ヵ所へんろ展」なるものに行ってきた。
おへんろに興味があって行ったのかと聞かれれば、限りなくノーに近いような、ただ興味がないわけではない。いずれはという気持ちもないわけではない。何か中途半端な答えだなあ、あいだ取ってヨイヨイみたいな、いかにも日本人的な答えだ。

この展覧会に行った本当の目的は、かつて川端龍子が四国八十八ヵ所を廻った時に、その札所札所で描いていった遍路草描画を見るためだったんです。実は数年前の川端龍子展で、それらの草描画を初めてみました。ただその時は、あくまでおまけのような感じで、そんなに点数展示されていなかった。いずれ機会があれば全点見てみたいと思っていたら、今回全点展示ということで早速と言いながら終盤でしたけど、行ってきました。

川端龍子というと、豪快で大作というイメージがありますが、今回はさすがにスケッチなので、大作と言うわけにはいきませんが、豪快さは同じです。また今回それらの草描画と一緒に、その札所での模様や札所に至るまでの様子が書かれた原稿用紙も展示されていて、対比しながら見ていくと面白い。
細かく描写されている絵を描く日もあれば、かなり大雑把に風景だけを描いている日もあったり、その日その日の体調や気持で見えてくるものや、描きたいものは変わってくるんだろう、きっと。

八十八ヵ所スケッチしながら廻るなんて、ロマンがあっていいですなあ。と言いつつ俺にはたぶん出来ないけどね。

それとこれらの作品をまとめた「川端龍子 詠んで描いて四国遍路」が、小学館から発売されてます。文庫本なんで、小さくて便利です。それと安いし。なかなかお勧めです。

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「森の館」岡鹿之助

去年の12月に名古屋から京都と強硬ながら日帰りでまわってきました。
その時に訪れた、愛知県小牧市にあるメナード美術館で、2008年の卓上カレンダーを購入した。

今まで卓上カレンダーってあまり買ったことないんです、実は。自分としてはカレンダーは壁掛けタイプ派なんです。しかも玉カレンダーと言われる日にちだけのやつ。卓上カレンダーは自分にとっては、いま一つ使い勝手が良くない。
でもそんな私がメナード美術館で、卓上カレンダーを買ってしまった理由はこれです、

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「森の館」岡鹿之助

実は私、岡鹿之助先生のファンなんです。そしてこの卓上カレンダー3月の作品がまさにこれだったんです。見つけた瞬間即買いしてしまいました。

また偶然なんですが、昨年ヤフーオークションで、1984年にブリジストン美術館で開催された「岡鹿之助展」の図録を落札しまして、岡鹿之助はマイブーム(言い方が古い)なんです。

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「岡鹿之助展 図録」

さらにはろるどさん情報によると、岡鹿之助先生今年で没後30年だそうです。どこかで展覧会やらないかなあ。1984年当時は美術には縁もゆかりもない浪人生だったけど、いまなら見に行くんだけどなあ。学芸員の皆様いかがでしょうか、と言ったところで学芸員の人がこのブログ見てるとは思えないので、だめですかねえ。果報は寝て待ちます。

それからこの卓上カレンダー、使い終わってカレンダー部分を切り取ると、ポストカードになるという優れものです。

ちなみにこの卓上カレンダー表紙を入れて13枚ですけど、良い作品で構成されてます。ラインナップは以下の通り、

表紙:「紅白牡丹」奥村土牛
1月:「紅梅」速水御舟
2月:「牡丹之図」村上華岳
3月:「森の館」岡鹿之助
4月:「残春」山本丘人
5月:「楠の新芽」安井曽太郎
6月:「樹間如水人如魚」小川芋銭
7月:「鮎」福田平八郎
8月:「霊峰十趣・夜」横山大観
9月:「斑猫」熊谷守一
10月:「道と電信柱」岸田劉生
11月:「卓上の蔬菜」小出楢重
12月:「薔薇図(黒バラ)」梅原龍三郎

なかなかに充実のラインナップです。

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ムンク展

ムンク展
2007年10月6日(土)~2008年1月6日(日)
国立西洋美術館

20080104ueno51月4日(金)の夜にムンク展を見てきた。
去年の10月からやってるというのに、やっぱり見に行くのは終了間際なんですよ。
年が変わっても、こればっかりは変わらない。おまけに夜だというのに混んでるし。

それはさておきムンクです。私だけでなく世間一般の人たちは、「ムンク=叫び」という図式が成り立っていると思います。がしかし今回の展覧会に「叫び」はありません。
今回の展覧会のテーマは、装飾性です。絵画を一点一点独立したものとしてとられるのではなく、作品全体を一つの作品ととらえ、その中の個々の作品の一点一点は、一つの全体的な作品を構成する上での、装飾的な要素であるというものらしいです。

実際に彼が、そういった意味合いで手がけた作品群が各章ごとに区別され展示されています。それは個人住宅の装飾からベルリン小劇場、オスロ大学講堂、オスロ市庁舎の壁画構想といった公的なものまで、幅広く手掛けられています。

ただ急にそう言われても、はいわかりましたとすんなり言えるほど優秀でもない(事前に多少でも調べていけばそんなことないんですけど、ちょっと反省)。だから、だいたい意図はわかったよ、と思いながらも個々の作品一点一点見てしまうんです。

ところが作品を見ていくうちに、「マドンナ」「サクラメント」「声/夏の夜」「浜辺の人魚」「雪の中の労働者たち」「疾駆する馬」といった、個々で見て良いなあと思う作品たちも、パズルの1ピース的な役割を担っているのかと思うと、それはそれで興味深い物があって、他の作品とどうつながるだろうかと考えたりして。さらには、あの「叫び」もそういう意味合いをもっているのか、といろいろ考えたりして、最初に思ってたこととは裏腹に、見終わった時には結構満足感ありました。でもこれって、この展覧会を企画した人の思う壺ってやつですかね。

でも、今年初めての展覧会で上々のスタートがきれたので、今年一年良い事の多い年にしたいものです。もちろんこのブログも放置状態にはしないようがんばりましょう。

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謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。

昨年は更新もせず、ほとんど放置状態でしたが、今年は何とか復帰できそうなので、
まあぼちぼちがんばりたいと思っています。

006
2008.1.1 成田山新勝寺

今年もよろしくお願い致します。

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