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名古屋~京都へ ぷらっとな旅

何故か、中部から京都にかけての展覧会のチケット数枚が手元にあったので、それならばということで、12月15日(土)に行ってきました。例によって強行ツアーだったかも。

最初に向かったのは、「小牧・長久手の戦い」で有名な、愛知県小牧市にあるメナード美術館。今回名古屋までは、ぷらっとこだまを利用。朝東京駅を出て名古屋についたのが午前9時ちょっと過ぎ。新幹線の各駅停車なんで、時間はのぞみの倍ぐらいかかります。それでも今回はなぜか全く苦にならず、ボケーっと車窓を見ている間に到着。慣れなんでしょうか。名古屋駅から、名鉄に乗って岩倉駅で降りて、そこから小牧駅行きのバスに揺られて、10時過ぎに美術館到着。

開館20周年記念Ⅰ
メナード美術館の西洋絵画20アーチスト
2007年10月4日(木)~12月24日(月)
メナード美術館

開館20周年記念の第一弾ということです。西洋絵画の20人の画家の作品が展示されています。さすがに選りすぐられた20人ということで、どれも見応えのある作品が展示されている。
良いなあと思った作品は、ルオー「女曲馬師」やマネ「杖を持つ男(ぺラスケスによる)」、ギュスターブ・モロー「サロメの舞踏」、ピカソ「オルガ・ピカソの像」同じくピカソの「毛皮の襟をつけたオルガ」等など。
そんな中一番印象に残った作品は、マネ「黒い帽子のマルタン夫人」。この作品実物を見るのは、初めてだと思う。良い絵ですね、これ。作品に品があるというかなんというか。しばし絵の前で、立ち止まってしまいました。

20071216menadozennkei_2メナード美術館建物も素敵で、なかなか素敵な美術館です。
この後開館20周年記念の第2弾として、日本画の展覧会を、年明けの1月から。第3弾の日本洋画の展覧会を来年3月から開催とのことです。チラシを見る限りこちらも是非いってみたいのだが。

メナード美術館を後にして、今度はバスで小牧駅へ。ここから名鉄で平安通駅へ。さらにここから地下鉄名城線に乗り換えて、矢場町駅で下車。そのまま松坂屋美術館へ。ここへ来るのは、夏に「福田平八郎展」を見に来たので今年2回目。この日のお目当ては「キスリング展」。10月まで府中市美術館でやっていたので、その時に見よう見ようと思っているうちに、展覧会終わってしまい、こんなところまで見に来てしまいました。

キスリング展
2007年11月23日(金)~12月24日(月)
松坂屋美術館

20071216nagoyakisling何を隠そう、キスリングの作品をこれだけまとまった形で見るのは初めて。
どの作品力作揃いです。良いなあと思う作品を、メモしながら展覧会を見ていったら、2ページ分がビッチリ埋まった。今まで随分展覧会見てきたけども、ここまではそんなにないです。そんなこんなで、いちいち挙げていくときりがないので、その辺は省略。
わざわざ名古屋まで来たかいがありました。良かったあ。

このあと再び地下鉄乗り継いで名古屋駅へ。本当は栄で降りて、「ロートレック展」もと思ったのですが、こちらは年明けにサントリー美術館でやるので、今回はパス。

のぞみに乗って名古屋から京都へ移動。今年の夏に来た時は、今回と逆で、京都から名古屋へゆっくり鈍行の旅だったんですけど、今回はそうもいかず新幹線で移動です。のぞみは、名古屋の次が京都、乗ってる時間はわずかに40分強といったとこでしょうか。

京都駅から地下鉄に乗って、東山駅で降りてそこから歩いて岡崎公園内にある、京都国立近代美術館へ。

新収作品展-寄贈されたM&Yコレクション
池田満寿夫の版画
2007年11月20日(火)~12月24日(月)
京都国立近代美術館

20071216ikedamasuo2今回の展覧会は、池田満寿夫と佐藤陽子が共同運営していたM&Y事務所から、池田満寿夫の版画作品800点が寄贈されたのをうけ、その内の300点を展示したものです。
池田満寿夫の初期から晩年にいたるまでほぼ全ての時代を網羅しているだけあって、凄い作品数。版画で300点というのは、見る方も相当大変です。

いつもは最初はあまり時間をかけずにさらーっと見て、その後で気になった所を何度も見るというパターンが多いのですが、今回は最初から注意深く見ました。「凄い」と思って立ち止まったり、「何じゃこれは」と思って立ち止まったり。途中休憩を入れながら2周。疲れた、見終わった時はもうヘロヘロ。結局閉館ぎりぎりまでいたので、3時間ぐらい見てました。結局よくわからない、といった作品の方が多かった。貧弱な頭では、やはり天才を理解するのは不可能なんでしょうかねえ。でもこんなに必死で作品を見た展覧会というのは、最近あまりなかったので、満足と言えば満足かな。

展覧会だけならもうこの時間で行動終了なんですけど、この日は午後6時からこのブログではすっかりお馴染み(笑)の、永井龍雲のライブが京都の都雅都雅というライブハウスでありました。そこで、せっかく京都にいるんだしということで、河原町にあるライブハウス都雅都雅へ。午後6時頃から始まって、2時間ちょっとのライブ、疲れた頭には心地いいライブでした(詳細はまた別途ということで)。

その後、河原町から京都駅まで寄り道しながら、夜の京都の街を歩いてきました。日中は何度も歩いたことあるんですけど、夜の街は初めてです。途中強烈なおばちゃんを見かけたり、路上でふつうに布団しいて寝てるおばちゃんがいたりと、なかなか刺激的ではありました。あと、京都駅のクリスマスツリーも凄いですね。ただ上の方まで行くと、足がすくみます。

そして、京都駅から夜行バスに乗り、翌朝(12/16早朝)無事に東京に帰ってきました。今回もそれなりに楽しい旅だったかも(笑)。

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コメント

memeさん

コメントありがとうございます。
強硬ツアーもだいぶ慣れました。
キスリングは良かったです。
強硬ツアーながら行ったかいがありました。

今後もよろしくお願い致します。

投稿: イッセー | 2008年1月14日 (月) 15時26分

はじめまして、memeと申します。
地元美術館がご紹介されていたので、コメント入れさせて
いただきます。
東京→名古屋→京都は私も美術館めぐりの為に
頻繁に行き来しますが、かなり強硬な日程で驚きました。
こだまと夜行バスですと、お疲れになったのでは?
松坂屋美術館のキスリング展は私も楽しめました。

今後も記事を楽しみにしています。

投稿: meme | 2008年1月10日 (木) 21時52分

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