見に行って書かなかった展覧会(2007年2月)その1
というわけで、2月編その1です。
相原求一朗展
2007年1月25日(木)~2月6日(火)
日本橋高島屋8階ホール
以前から見たいと思っていた相原求一朗さんの個展。今回は初期から晩年まで、生涯を通しての作品を見ることができて良かった。特に、命と天秤にかけて制作したといわれる、「北の十名山」は素晴らしい。
最初にキャンバスを黒く塗って、そこから絵を描き始めるというのは、興味深い話でした。
オランダ絵本作家展
2007年2月1日(木)~2月20日(火)
大丸ミュージアム・東京
こう見えて絵本は結構好きなんです。オランダの絵本作家といえば、「ミッフィー」でお馴染のディック・ブルーナや「かえるくん」のマックス・ベルジェイスが有名ですが、今回の展覧会で一番良かったのはハルメン・ファン・ストラーデン。彼の作品「おじいちゃん わすれないよ」は凄く良かった。さすがにオランダ、レベルは高い。
オルセー美術館展
2007年1月27日(土)~4月8日(日)
東京都美術館
注目のオルセー美術館展。始まって2週間もしないうちに見に行くなんて、自分としては異例の早さ。
今回良い作品きてます。出品リストにチェックしながら見て行ったら、チェックした作品の多い事多い事。そんな中一番好きな作品は、アンリ・ファンタル=ラトゥール「シャルロット・デュプール」。なんか凄く凛としていて、良い表情です。
それから、この展覧会で私モネ好きということを自覚してしまいました。シンジラレナ~イけどね。
会期中もう1回ぐらい行きたい。
人間国宝 松井康成の全貌展
2007年2月6日(火)~2月11日(日)
日本橋三越本店新館7階ギャラリー
この展覧会にいくまで、恥ずかしながら松井康成という名前も知らなかった。前の三越の展覧会で図録を買って、その時にチケットもらったからという軽い気持ちで行ったのだが、あまりの素晴らしさにしばし呆然。特に嘯裂、象裂、破調のコーナーは溜息の連続。良いもの見させていただきました。
結局短い会期にも関わらず、会期中にもう1回行ってしまった。
その2に続く
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