志の輔らくご in PARCO 2007
2007年1月3日(水)
志の輔らくご in PARCO 2007
PARCO劇場
正月三日の1月3日(水)に、渋谷のPARCO劇場で、「志の輔らくご in PARCO 2007」を見てきた。一昨年までは年末恒例だったこの落語会も、昨年から1月に1ヶ月間公演という風に変わって今年で2年目。凄いもんで、20数公演のチケットが発売後即完売という異常な人気。そしてこの1月3日が何と初日という、何とめでたい初笑いです。
このPARCO公演は、普通の落語会とは違って前座はなしです。前座・中・とりの全てが志の輔師匠という夢のような落語会。
この落語会は、根多のパターンが、其の壱、其の弐、其の参の3パターンに分かれていて、其の壱の時は「メルシーひな祭り」+二席、其の弐は「歓喜の歌」+二席、其の参は「狂言長屋」+二席。でこの日は初日其の壱なので、「メルシーひな祭り」+二席です。そしていよいよ開演、ということで一席目の演目が「七福神の新年会」。この噺聞くのは初めて、もっとも志の輔師匠も演るの初めてと言っておりました。ということはあのマジックも初めてなんでしょうか、最初で最後の緊張感のあるあのマジックを見れたのは、やはり初日の特権、もっとも失敗すれば初日だからご愛嬌という可能性もありますけど。
二席目は「メルシーひな祭り」。これは最初から根多だししてあったんですけど、この噺はまだ聞いたことなかったんです、他の「歓喜の歌」や「狂言長屋」は聞いたことあるんですけど。そして肝心な中身は、あーいう噺で、こーいう落ちだったんだ。落ちの予想がつかず一生懸命聞いてしまった。何か胸のつかえが取れたような気がします。そしてここで仲入り、15分の休憩。
そしていよいよメインの三席目、演目は「中村仲蔵」。実は、三席目は「徂徠豆腐」か「中村仲蔵」やらないかなと思っていたら、何と的中。志の輔師匠の「中村仲蔵」は最初の部分からやってくれるから好きなんです。花道から出てきて、セリフ忘れちゃう所とか好きなんだよなあ。この日の「中村仲蔵」良かった、一時間ぐらいやったと思う。そして三席終わったところで、今度は裏方さんも交えての三本締めで無事終了。午後二時に始まった落語会、終わった時には五時を過ぎていた。それでも時間の長さを全く感じさせない、志の輔らくご満喫の三時間でした。こいつは春から縁起がいい、かもしれない。それとこの日は「情熱大陸」のカメラが入ってました。1月7日(日)オンエアだそうです。
最初にも書きましたが、チケットが発売即完売だったため、今回は自力でチケット入手出来ず、諦めていたら友人がとってくれてました。持つべきものは頼れる友人、感謝感謝です。ということでこの日の演目です、
「七福神の新年会」 立川志の輔
「メルシーひな祭り」 立川志の輔
-仲入りー
「中村仲蔵」 立川志の輔
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