柳家小三治独演会(松戸)
2006年8月26日(土)
柳家小三治独演会
松戸市民会館
松戸市民会館での、小三治師匠の独演会に行ってきた。
師匠の落語を聞くのは、6月の三三の真打昇進の会の時以来、独演会となるといつ以来だろうか、それくらい久し振りです。
まずは前座で柳家三之助、でお題は「金明竹」。三之助は小三治師匠の独演会の時の前座で聞く事が多いのだが、「金明竹」は何回もやってる。前にも何回か聞いた事がある。時間もそんなにあるわけではないので、その関係からかもしれない。三三の次は、小三治一門からはこの人が真打になるんだろう。
続いて小三治師匠登場。お題は「一眼国」。といってもすぐに落語に入るわけもなく、まずはお楽しみのまくらです。この日の話題は映画の話。場所が松戸ということもあり、伊藤左千夫の「野菊の墓」を原作とする、木下恵介監督の「野菊のごとき君なりし」の話。小三治師匠が今まで見た映画の中で、一番好きな映画ということです。談志と円楽に、軟弱な奴と言われた、と言う話は笑える。
そして、長いまくらの後に「一眼国」。この噺を小三治師匠で聞くのは、2回目だと思う。この落ちは何度聞いても笑える。
15分の仲入りの後、二席目。ここでのまくらは高校野球。やっぱりあの決勝戦は印象的だったので、どこに行っても話題ですねえ。それと小三治師匠巨人ファンだったんですねえ、今の巨人ボヤきたくなる気持ちはわかります。
そして二席目の落語へ。お題は「湯屋番」。実は、私個人的にはこの噺は大好きです。特に若旦那の番台での様子が大好き。大笑いさせていただきました。
小三治師匠の独演会は、どの根多やるんだろうというより、まくらで何喋るんだろうかという事のほうが気になる(笑)。
柳家三之助「金明竹」
柳家小三治「一眼国」
仲入り
柳家小三治「湯屋番」
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