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和田義彦展

ドラマとポエジーの画家 和田義彦展
2005年11月26日(土)~12月25日(日)
茨城県つくば美術館

Wadayoshihiko_2つくばエクスプレスに乗って、茨城県つくば美術館で「ドラマとポエジーの画家 和田義彦展」を見てきました。この展覧は、夏に松濤美術館で開催されたんですけど、その時には行けなかったので、つくばまで行ってきました。といっても、つくばエクスプレスで秋葉原から終点のつくばまでは快速で45分、駅から徒歩3分と電車賃が高い事を除けば、アクセスの良い美術館に生まれ変わりました。

和田義彦の作品の特徴の一つとして、その時々の状況が顔の表情に如実に表現されているというのがあると思います。「不安な広場」や「楽園追放」といった、不安げな表情だったり、驚いた表情だったり。また、「宴の前」や「BAR」「想」「悪徳の囁き」といった、何ともいえない社会の空虚感を表現した作品からも、こちらに雰囲気が伝ってくる。その他にも、人間の欲望を表現した作品、特に食欲に関しての作品からは、よくぞそこまで表現するなあといった部分で、素晴らしく表現されています。「何処へ」という作品からは、本当にこの下に何があるんだろう、この先この人は何処へ行くんだろうかと思ってしまう、それだけ作品と作品名がピッタリと合っていると思う。

その他にも、4点の模写も良かった。また、多くの森村誠一作品の装丁に作品が使用されている。今回は、「棟居刑事の殺人交差点」の見本と原画が一緒に展示されている。装丁の場合は、どうしても原画を縮小して使っていたり、書籍タイトル等が入っていたりするので、並べて見ると随分イメージが違っている。

 松濤美術館で見れなかった時は諦めたんですけど、つくばエクスプレスのおかげで見ることができた。クリスマスプレゼントのようなものかもしれない。ここは良い展覧会をやるのだが、いかんせん交通の便が悪いと言う事でいままでなかなかこれなかったが、これからは見たい展覧会の時はいつでもこれるようになった。いいことだと思う。

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