見に行って、書けなかった展覧会 その3
忙しさにかまけえ、見に行ったけどアップ出来なかった展覧会、その3です。
10月2日(日)鑑賞
小杉小二郎展
日本橋三越本店新館7階ギャラリー
シンプルでありながら、幻想的な色使いで良い感じです。
個人的には「六区のメトロ駅」や「窓辺の三色すみれ」好きです。あとコラージュが、お洒落で格好良い。ちなみに、小杉方庵は祖父だそうです。
10月10日(月)鑑賞
没後50年モーリス・ユトリロ展
日本橋高島屋8階ホール
佐伯祐三も影響を受けたという、モーリス・ユトリロの展覧会。初期から晩年まで約80点が展示されてました。でもやっぱり、「白の時代」と言われる時期に描かれた「ラパン・アジル」や「モンマルトルのアブルヴォクール通り」といった作品が良いです。まさに1杯の赤ワインを飲むために描いた作品たち。後期も色鮮やかで良いんですけど、やっぱり初期の作品のほうが良いです。
10月10日(月)鑑賞
青木繁ー《海の幸》100年展
ブリヂストン美術館
「海の幸」という作品を生で見たのは実は初めてです。近くで見ると、下書きの部分もそのまま残っていたり、グリッド状の線が残っていたり、人の配置を換えて描かれた様子がわかる。一見未完成なのかと思ってしまう。
それでいて、離れて見ると凄い存在感だったりする。28年という生涯は、短すぎる気がする。
10月22日(土)鑑賞
ギュスターブ・モロー展
BUNKAMURAザ・ミュージアム
ギュスターブ・モローの作品を、まとまった形で見るのは初めて。
個人的には「出現」が良かった。この全体の描き方が面白い。他にも「サッフォーの死」「サロメ」といった作品も良いです。ジョルジュ・ルオーが、ギュスターブ・モローの弟子で、初代国立ギュスターブ・モロー美術館の館長だったというのは、初めて知りました。そうだったんだ。
その4に続きます。
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