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「ゴッホ展」〜「パリ・モダンー万博の時代展」

ゴッホ展
2005年7月26日(火)~9月25日(日)
愛知県美術館

午後2時ちょっと前に京都国立博物館を出て、バスで京都駅へ。それにしても京都という街はバスが便利です。ほとんど待ち時間のストレスもなく、移動が出来ます。京都駅に着いて、新幹線の時間まで少し間があったのでここで昼食。朝から動き回って暑かったので、昼から生ビール飲んでしまいました。そして名古屋までの車中爆睡。
実は今回せっかく京都まで行くんだから、帰りに名古屋で途中下車してゴッホ展も見ようという、強引な計画を立ててしまいました。ゴッホは、東京の時に2回行って、2回ともあまりの混雑で断念してますから、今度が3度目の正直です。

Goghaichi

午後3時半頃名古屋駅に到着、そこから地下鉄東山線に乗り換えて栄駅で下車。そして愛知県美術館のある愛知芸術文化センターへ。ビルに入って、その混雑ぶりに唖然。ある程度混んでるのは予想していたんですけど、それにしてもここまで混んでるのかよ、この時点で待ち時間50分。それでもなんとか30分ぐらいでエレベーターに乗れました。美術館はこのビルの10階です。やれやれと思いながら10階に着くと、またしても長蛇の列。ここからの待ち時間が20分。中に入る頃にはすでにヘロヘロです。

2005_08280048
東京だけでなく、名古屋でも人、人、人、、、

気を取り直して作品を見ると、初期にあたる作品では、「父が所蔵していた聖書」「織機と織工」「古靴」が印象に残りました。特に「古靴」は素晴らしい。この頃の作品は見たことがなかったので、新鮮でした。

また、パリ~アルル時代の作品が続きます。「モンマルトルのムーラン・ド・ラ・ギャレット」「レストランの内部」花の静物」「アルル近郊の花畑」「種まく人」「夜のカフェテラス」「公園の小道」「黄色い家」等々。このあたりは見応え十分、精神的にも一番安定していた時期だと思う。さらには、「花魁」も展示されている。この作品を見るあたり、浮世絵からいかに大きな影響を受けたかがわかる。またゴッホが影響を受けた歌川広重の浮世絵も展示されている。あと名古屋での巡回に限って「ひまわり」が展示されていました(8月28日まで)。これは損保ジャパン東郷青児美術館で展示されているものです。

そして最後のコーナーが、療養生活から立ち直りつつある時期から、自殺するまでの間に描かれた作品が展示されています。「サン=レミの療養院の庭」や「糸杉と星の見える道」は素晴らしい。特に「糸杉と星の見える道」は、もう何と表現したらいいのか、ゴッホの思いのたけが全てつまっていつような、狂気の一枚のような気がします。そしてこの年の7月自らの命を断つわけです。絵を見ていて、何か切ないねえ。自分に絶望して自殺した画家の作品が、死後100年以上たった今これだけ人を集めている、しかも彼が愛した浮世絵の国日本でというのが不思議な感じがします。

今回名古屋に寄ってゴッホ見れてよかったです。が、実は図録を買って良い気分で会場を後にしたのですが、途中で図録が不良本だという事に気づきました。裏表紙が折れて表面加工してあるビニールが剥けてるし、本が折れていて、折れた筋が入ってる。めくろうとするとゴアゴアするんです。ただ気づいた時は、もう6時を回っていたし、レシートも捨ててしまっていたので、今回はしょうがないということで地下鉄の駅のゴミ箱に捨ててきました。図録は買った時に、ビニール袋から出してちゃんと確認した方がいいと思います。それから、ちゃんとレシートはとっておきましょう。

Matuzakayaparismodernその後、地下鉄名城線に乗って矢場町駅で下車して、松坂屋美術館で、「パリ・モダンー万博の時代展」を見る。この展覧会メモをとるのを忘れてまして、あまり詳しく書けません。ということで省略。
ただ、チケットやチラシに使われていた、ロベール・ドローネー「エッフェル塔」は良かったです。この鮮やかな色調や構図は大胆で見事です。あと、デュフィやマティスの作品も良かった(メモとり忘れたので、作品名がわかりません)。デュフィの作品は、何か独特のリズム感があるように感じられて、大好きなんです。

 その後、地下鉄で名古屋駅まで戻り、軽くラーメン(味噌ラーメンの味噌が、八丁味噌だった)食べて、新幹線にて無事帰ってきました。嵐のような一日でしたが、面白かった。まだどこかに行きたい。(おわり)

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