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ベルナール・ビュフェ展

ベルナール・ビュフェ展
2005年7月23日(土)~8月28日(日)
損保ジャパン東郷青児美術館

Berunardbeffe西新宿にある、損保ジャパン東郷青児美術館にて、「ベルナール・ビュフェ展」を見てきた。と書いておりますが、実はベルナール・ビュフェについて、名前は知っていますが作品をまとまって見るのは初めてなので、ほとんどが初めて見る作品です。今回の展示は、「人物画」「風景画」「静物画」に分けて展示されています。

「人物画」では、今回のポスター、チラシ、チケットといった宣伝材料に使われた「ピエロ」が目を引きます。作品名は「ピエロ」ですが、このモデルはメイクをしてピエロに扮したビュフェ自身です。そう考えると、自画像といってもいいかもしれない。じっと正面を見据えたこの表情が何とも言えず良いです。「コルレットの女A」や「カルメン」も良い。おのおののパーツを見ると、変な部分もありますけど、ちょっとさがって全体を見ると、バランスよくおさまってるから不思議です。「肉を剥がれた人体」。タイトルも凄いが、作品も凄い。全体を覆っている赤が、普通の赤というよりどす黒い赤で、それだけでもおぞましいのに、絵の具の盛り上がり具合がさらに拍車をかけている。また「自画像Ⅰ」の表情も凄いです。絵から迫力が伝わってきそう。

「風景画」では、まず「波」が良いです。波の荒々しさが作品から伝わってくる。それにしてもこの作品が、18歳の時の作品というのが恐ろしい。また、「マンハッタン」では作品が非常に幾何学的なイメージを受けます。ただそれでいて、一本一本の線は力強く描かれており、全体のバランス感覚が非常に良い所が良いです。また、「ボーモン・シュル・エスコ」は、ビュフェには珍しく非常に写実的な作品です。ただそんな中でも、繊細にして豪快な筆使いで、非常に力強い。

「静物画」では、何といっても「蝶」です。この力強さは尋常じゃない。この羽の描き方が凄まじい。しばし足が止まってしまいました。「赤い花」や「あざさい」も凄い。なにかその時の感情を、キャンバスに叩きつけているような、そんな力強さというか迫力を感じます。

見応え十分な展覧会でした。また、今回の展覧会は、静岡県長泉町にあるベルナール・ビュフェ美術館の所蔵品から構成されているそうです。ここの美術館も行ってみたい。あと、ビュフェ美術館鑑賞ガイドに出ていた「ミミズク」も是非見てみたい。

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