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小林古径展 (3回目)

近代日本画の巨匠 小林古径展
2005年7月26日(火)~9月4日(日)
京都国立近代美術館

Kokeikabe京都国立近代美術館で、小林古径展を見ました。東京近代美術館で、前期・後期と2回見てますので、今回が実に3回目です。また、京都も東京と同様に、前期・後期で大きく入れ替えがありました。ちなみに今回は後期です。

階段を上がって、もぎりを過ぎて、正面に「極楽井」があります。この色使い、何度見ても美しい。だいたいの美術館は、入って壁伝いに作品をみて、少したってからエース級の作品が展示されていますが、ここの美術館の場合は構造上いきなりエース級の作品が展示されています。以前見た横山大観展の時は、前期が「夜桜」・後期が「紅葉」でした。

今回見たかったのが、京都会場のみの展示となっている作品。「大毘古命図」や「阿弥陀堂」「麦図」「淡紅」といった作品。「阿弥陀堂」は、平等院の阿弥陀堂を描いたもので、阿弥陀堂本体に使われている朱色が鮮やかです。また、下絵も一緒に展示されていて見比べると面白い。今回の展覧会では、他に数点下絵も展示されている。また「麦図」も良いです。この屋根の描き方とか全体の色使いとか、絶妙といった感じ、こんなに良い作品東京でも公開して欲しかった。この展覧会3回も見たのに、「出湯図」は東京では展示されず、京都では前期の展示だったため結局見れず、残念。

また、今回どうしても見たかった作品に「髪」がありました。この作品東京でも展示されたのですが、私が見に行ったのが、前期と後期の前半、「髪」が展示されたのが、後期の後半ということで東京では見れませんでした。今回最後の最後で見ることが出来ました。図録で見た時は、正直あんまり良いとは思わなかったんですけど、実物をみてびっくり。髪をといでいる女性の表情も凄いが、髪をといでもらっている女性の表情のりりしいこと。上半身裸なのに、まったくいやらしさを感じない。作品全体から清楚な雰囲気が伝わってくるようです。う~ん、素晴らしい。重要文化財というのも納得です。

最後に良い物見せて頂きました。この展覧会は、東京で2回も見てるし軽く流していこうと思ったんですけど、なんのなんの気が付けば午前11時、1時間半も見てました。(つづく)

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