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横山操と中村正義

戦後日本画の新風ー横山操と中村正義
2004年3月5日(土)~5月22日(日)
東京国立近代美術館

2005_042400754月24日の日曜日に山種美術館に行った後に、そのまま歩いて東京国立近代美術館へ。それにしても凄い人。入場の列の最後尾は、公文書館の前まで来てる、そんな状態なのにさらにバスから大勢の人が降りてくる。みなさんゴッホがお好きなんですねえ。そんな行列を横目に、今日の目的は2F特別展示コーナーの「横山操と中村正義」展へ。

横山操と中村正義は、戦後の日本画壇において、まさに新風を吹き込み、変革を試みた画家です。今回の展示では、横山操が、「塔」「ウォール街」「万里の長城」の3作品。中村正義は、1964年に映画「怪談」(小林正樹監督)のために制作された「源平海戦絵巻」全5図(「紅白吐霓」「海戦」「玉楼炎上」「修羅」「龍城煉獄」)が一堂に展示されています。

横山操は、以前山種美術館で展覧会を観ましたが、その時は晩年の水墨画が中心でした。それも良かったですけど、今回の大型作品も良いです。豪快なタッチで絵の力強さか凄い。この2人の作品を見ると、やっぱり保守的な日本画壇は相当に窮屈だったんだろうと思います。

その後、常設展を見ました。企画展に目を奪われがちですが、近代美術館の常設展は実に充実してます。まず4Fへ。和田三造「南風」いつ見ても躍動感があって素晴らしい、腹筋割れてるし。大下藤次郎「穂高山の麓」や菊地芳文「小雨ふる吉野」良いです。反対側のフロアーの萬鉄五郎「もたれて立つ人」や木村壮八「新宿駅」。あと谷中安規「青春の墓標」これは以前松濤美術館で見た。佐伯祐三「ガス灯と広告」この作品カッコいい。佐伯祐三は、以前静岡県立美術館で見たけど、それもカッコよかった。川端龍子「慈悲光礼讃(朝・夕)」、速水御舟「山椿」徳岡神泉「椿」と書いていったらきりがない。

3Fでは、岡本太郎「燃える人」これ凄すぎ。この色彩感覚がたまらない。再び川端龍子「四季好果図」、近藤弘明「山を越す鳥」この作品凄く良いです。初めて聞く画家で初めて見る作品なんだけど、良いですよこれは。他にも、岸田劉生や梅原龍三郎、黒田清輝、国吉康雄、安井曾太郎、東山魁夷、山口華楊、棟方志功、山本容子と本当にきりがないくらい、たくさんの作品展示してあります。ぐるっとパスで入れたので、常設展だけなら無料です。こっちだけでも十分楽しめました。

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