絹谷幸二展
ー元気が湧き、夢がふくらむ 無限大の空間ー
絹谷幸二展
2005年3月24日(木)~3月29日(火)
渋谷・東急本店
先日、渋谷の東急本店にて絹谷幸二展を見てきました。たまたま地下鉄に乗っていて座れずにつり革につかまりながら、何気なく窓上ポスターを見たら、絹谷幸二展のポスターだったんです。しかも会期が短い。あそこでもし座れたら、この展覧会は知らないままだったと思う。だから偶然と言うものは恐ろしい。
で、会場に入るとまず「花飾りのひと」がてんじされています。うーん素晴らしいと思っていると、脇に値段が。私には縁のない数字です。「カルネ・ヴァ-レ」は情熱的な3人のダンサーが鮮やかに描かれている。そして、富士山を中心に描いた作品が、数多く展示されている。もう絵の構成といい、色調といい、もう絹谷ワールド全開。もう最高です。
また、長野オリンピック関連の作品も多い。メインのポスターに使われた「銀嶺の女神」。女神の髪の毛の部分に、ジャンプやアイスホッケー、カーリング、スケートといった選手たちが描かれている。また、アイスホッケーやリュージュ、スキーといったように、各種目の作品も展示されていて、中でもアイスホッケーの作品は、選手同士がぶつかり合う様子がよく描かれていて、凄い迫力というか臨場感あります。
また、今回展示で多かったのが、薔薇を描いたもの。どれも色鮮やかでいいです。ここでも作品の脇に値段が。そんなに大きくないのに、値段は立派です。でよく見ると、結構な数が売約済みとなっていました。本当かよ!
また、絹谷幸二さんの作品が、全国27ヶ所の建物に、壁画として展示されているそうです。近くでは池袋の東京芸術場、、あんまり近くないけど、松戸競輪場等々。
これだけまとめて絹谷幸二さんの作品を見るのは、以前の世田谷美術館以来。楽しい、何か元気をもらった気がする。絹谷幸二さんご自身も会場にいらして、凄い貫禄です。あと、これだけの展覧会で入場料無料というのも嬉しい。ただいかんせん期間が短い。もう少し長めの期間でもいいと思うのだが。
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