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石原慎太郎×福原義春

東京MXテレビで、「東京の窓から」という番組があります。毎回のゲストと,ホスト役の石原慎太郎東京都知事が対談する番組なんですが、今回の対談の相手は、東京都写真美術館館長の福原義春さん。

ご存知の方もいるとおもいますが、石原都知事が就任した当時、東京都写真美術館は業績もよくなく、無くしてしまってもいいという意味合いの発言まであったほど酷かった。ただ酷かったのは運営であって、収蔵品は素晴らしいものが多かった。そこで、石原知事自らが、福原さんにお願いして館長になってもらったという経緯があります。福原さんは、資生堂の会長で写真家としても有名な方で、特に蘭の花に関しては専門家といっても良いぐらいで、ご自分で撮った写真をつかって豪華な蘭の本まで出しています。福原さんが館長になったから、来館者は倍増、一人当たりのランニング・コストは3分の1にまでなったそうです。それでも、いろいろ苦労はあったようで、一番の苦労は名前と場所を覚えてもらう事だったそうです。美術館と言えば上野という人が多く、恵比寿にあるというのを知ってもらうのが大変だったそうです。

一つ面白いなあと思ったのは、写真美術館の館長だからと言って、それこそ巨匠といわれるような人を、館長や顧問として置く事は絶対にダメだそうです。そういう人がトップにいるとどうしても、その人の方向に偏ってしまい、限界が出来てしまう。館長は純然たる経営者が良いと言ってました。どんなに良い展覧会でも、お客さんが入らないと苦しいし、館に来させる努力となるとやっぱりその辺は経営者の資質の部分が大きいのだと思います。これからは、美術館も利益を出していかなければならない時代ですから、大変です。でもだからこそ、いままで考えもしなかった面白いアイデアが出るかもしれない。その辺が楽しみでもあります。

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