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2005年4月

石原慎太郎×福原義春

東京MXテレビで、「東京の窓から」という番組があります。毎回のゲストと,ホスト役の石原慎太郎東京都知事が対談する番組なんですが、今回の対談の相手は、東京都写真美術館館長の福原義春さん。

ご存知の方もいるとおもいますが、石原都知事が就任した当時、東京都写真美術館は業績もよくなく、無くしてしまってもいいという意味合いの発言まであったほど酷かった。ただ酷かったのは運営であって、収蔵品は素晴らしいものが多かった。そこで、石原知事自らが、福原さんにお願いして館長になってもらったという経緯があります。福原さんは、資生堂の会長で写真家としても有名な方で、特に蘭の花に関しては専門家といっても良いぐらいで、ご自分で撮った写真をつかって豪華な蘭の本まで出しています。福原さんが館長になったから、来館者は倍増、一人当たりのランニング・コストは3分の1にまでなったそうです。それでも、いろいろ苦労はあったようで、一番の苦労は名前と場所を覚えてもらう事だったそうです。美術館と言えば上野という人が多く、恵比寿にあるというのを知ってもらうのが大変だったそうです。

一つ面白いなあと思ったのは、写真美術館の館長だからと言って、それこそ巨匠といわれるような人を、館長や顧問として置く事は絶対にダメだそうです。そういう人がトップにいるとどうしても、その人の方向に偏ってしまい、限界が出来てしまう。館長は純然たる経営者が良いと言ってました。どんなに良い展覧会でも、お客さんが入らないと苦しいし、館に来させる努力となるとやっぱりその辺は経営者の資質の部分が大きいのだと思います。これからは、美術館も利益を出していかなければならない時代ですから、大変です。でもだからこそ、いままで考えもしなかった面白いアイデアが出るかもしれない。その辺が楽しみでもあります。

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三岸節子展

生誕100年記念
ー永遠の花を求めてー三岸節子展
2005年4月19日(火)~5月1日(日)
日本橋三越本店新館

日本橋三越本店新館にて、「生誕100年記念ー永遠の花を求めてー三岸節子展」を見てきた。この前の新日曜美術館で特集されただけあって、結構混んでました。作品は、1924-1944、1945-1953、1954-1969、1969-1989、1989-1999と5つの時代に分けられて展示されている。

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印象的な作品の多くは、1954年以降に描かれたもので、1954年から1年4ヶ月ものヨーロッパでの生活が影響していると思う。「火の山にて飛ぶ鳥」「高原の花」「晨」。あと水も空も緑で描かれている「摩周湖」これも凄い。その後1969年に再び渡欧。以後1989年に帰国するまでの約20年間に素晴らしい作品が多い。黄色が鮮やかな「ミモザ咲く山」や「桃色の家」「下弦の月」「花咲くブルゴーニュ」「アルス村の広場」「ブドー畑」。また、無数の鳥たちが木に止まっている様子が実に生き生きと描かれている「ブルゴーニュの一本の木」やそびえ立ってるといった感じがぴったりの「エッフェル塔」は80歳の時の作品だし、飛び立つ鳥の様子が素晴らしい「ブルゴーニュにて」は84歳の時の作品。これは驚きです。

1989年に84歳で帰国してからは、大磯のアトリエで新たな挑戦として、人物や日本の桜といった物を描くようになります。そして1998年93歳の時に描いた「さいたさいたさくらがさいた」は傑作です。溢れるほどのパワーを持ち合わせている。またお亡くなりになる1994年94歳の時に描いた「花」も、バックの赤と白の花が相まって美しい作品です。

凄く良い展覧会だったと思います。1点1点見ていくと、キャンバスと格闘した跡が出ていて、絵を描いているというよりも、風景とキャンバスの上で闘っているようなそんな印象を持ちました。

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横山操と中村正義

戦後日本画の新風ー横山操と中村正義
2004年3月5日(土)~5月22日(日)
東京国立近代美術館

2005_042400754月24日の日曜日に山種美術館に行った後に、そのまま歩いて東京国立近代美術館へ。それにしても凄い人。入場の列の最後尾は、公文書館の前まで来てる、そんな状態なのにさらにバスから大勢の人が降りてくる。みなさんゴッホがお好きなんですねえ。そんな行列を横目に、今日の目的は2F特別展示コーナーの「横山操と中村正義」展へ。

横山操と中村正義は、戦後の日本画壇において、まさに新風を吹き込み、変革を試みた画家です。今回の展示では、横山操が、「塔」「ウォール街」「万里の長城」の3作品。中村正義は、1964年に映画「怪談」(小林正樹監督)のために制作された「源平海戦絵巻」全5図(「紅白吐霓」「海戦」「玉楼炎上」「修羅」「龍城煉獄」)が一堂に展示されています。

横山操は、以前山種美術館で展覧会を観ましたが、その時は晩年の水墨画が中心でした。それも良かったですけど、今回の大型作品も良いです。豪快なタッチで絵の力強さか凄い。この2人の作品を見ると、やっぱり保守的な日本画壇は相当に窮屈だったんだろうと思います。

その後、常設展を見ました。企画展に目を奪われがちですが、近代美術館の常設展は実に充実してます。まず4Fへ。和田三造「南風」いつ見ても躍動感があって素晴らしい、腹筋割れてるし。大下藤次郎「穂高山の麓」や菊地芳文「小雨ふる吉野」良いです。反対側のフロアーの萬鉄五郎「もたれて立つ人」や木村壮八「新宿駅」。あと谷中安規「青春の墓標」これは以前松濤美術館で見た。佐伯祐三「ガス灯と広告」この作品カッコいい。佐伯祐三は、以前静岡県立美術館で見たけど、それもカッコよかった。川端龍子「慈悲光礼讃(朝・夕)」、速水御舟「山椿」徳岡神泉「椿」と書いていったらきりがない。

3Fでは、岡本太郎「燃える人」これ凄すぎ。この色彩感覚がたまらない。再び川端龍子「四季好果図」、近藤弘明「山を越す鳥」この作品凄く良いです。初めて聞く画家で初めて見る作品なんだけど、良いですよこれは。他にも、岸田劉生や梅原龍三郎、黒田清輝、国吉康雄、安井曾太郎、東山魁夷、山口華楊、棟方志功、山本容子と本当にきりがないくらい、たくさんの作品展示してあります。ぐるっとパスで入れたので、常設展だけなら無料です。こっちだけでも十分楽しめました。

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桜さくらサクラ

桜さくらサクラ・2005-大屏風も見参!-
2005年3月12日(土)~5月8日(日)
山種美術館

2005_04240081もうすっかり桜も散って、新緑の眩しい季節となりつつありますが、遅ればせながら山種美術館に、「桜さくらサクラ・2005-大屏風も見参!-」を見てきました。桜にちなんだ素晴らしい日本画が展示されています。

まず目を引いたのが、奥田元宋「湖畔春耀」。桜だけを描いたというものではないですけども、このタッチがとっても良いです。続いて、千住博「夜桜」、奥村土牛「醍醐」。さらに、小林古径「桜花」と速水御舟「夜桜」が並んで展示されている。思わず立ち止まって見入ってしまう。2作品とも素晴らしい。さらにその隣に、今尾景年「松月桜花」、これも良い。川端龍子「さくら」、この木の描き方良いです。さらに横山大観「山桜」。横山大観で桜というと、どうしても大倉集古館の、あの「夜桜」を連想してしまう。まあ、あそこまでいかなくても、落ち着いた感じでこちらも良いです。さらに、加山又造「夜桜」、石田武「春宵」。他にももちろん素晴らしい作品がたくさんあります。やはり夜桜というのは絵になりやすいのか、今回の展覧会でも「夜桜」と名のつく物で3作品、また「夜桜」というタイトルではないけれども、月明かりに映し出された桜を描いたものもあった。

また、今回一番印象的だったのが、橋本明治の「朝陽桜」。これは、福島県三春町にある滝桜がモデルとのことです。まさに桜が滝の如く凄い迫力で描かれている。

やっぱり桜は良いです。ただ、桜満開の時期に来ればもっと良かったかもしれない。買おうと思っていた作品集はすでに売り切れだし。展覧会予定表をみると、「桜さくらサクラ・2006」は、来年3月11日(土)からとなっている。来年こそは、桜満開の時期に来ようと思う。

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木村伊兵衛写真賞の30年

写真展 時代を切り開くまなざし
ー木村伊兵衛写真賞の30年ー
2005年4月23日(土)~6月19日(日)
川崎市市民ミュージアム

Kawasakikimura川崎市市民ミュージアムに、「写真展 時代を切り開くまなざしー木村伊兵衛写真賞の30年ー」を見に行ってきた。写真については素人ですが、写真展を見るのは好きなんです。まあ、こんな私でも、木村伊兵衛という名前も、木村伊兵衛写真賞というのも、名前だけは知っています。ただ、今年で30年を迎え、写真界の芥川賞と言われるほど権威があるというのは、知らなかった。今回30年を記念して、30回36人の受賞者(但し、第9回は該当者なし)の作品約400点という膨大な作品が、一堂に展示されている。

過去の受賞者を見ると、私でも知ってる人が結構います。藤原新也、岩合光昭、田原桂一、中村征夫、宮本隆司、長島有里枝といった人達は、展覧会に行ったこともある。第30回の受賞者の中野正貴「TOKYO NOBODY」は、全部あのタイミングで撮ってるということで、かなり衝撃的だった。「東京窓景」も凄い。

「時代を切り開くまなざし」というタイトルにもあるように、写真と言うのはその時代時代を写していくもので、だから第1回の受賞者の北井一夫さんと第30回の中野正貴さんでは、写真もずいぶん違う。でもその時代時代ということを考えれば、木村伊兵衛写真賞の基本的なコンセプトは変わることなく受け継がれてきてるような気がします。

また今回、木村伊兵衛氏が撮影したカラー作品「Paris 1954-1955」も特別に展示されている。とても50年前の作品とは思えない。全然古くないというのが凄い。

今回の400点にも及ぶ、木村伊兵衛写真賞の受賞作家の作品は、主催者である朝日新聞社から、川崎市市民ミュージアムに寄託されたそうです。また川崎市市民ミュージアムは、全国の美術館で最初に写真部門設けた美術館とのことです。400点もの作品は見応え十分です。見たあと疲れましたけど楽しかった。個人的には、第29回受賞者の澤田知子さんの作品がインパクトありました。被写体が本人ですから、作品というよりも澤田知子さんご本人がインパクトあります。ファンになってしまいそうだ。写真に興味のある方もない方も行ってみたらいかがでしょうか。因みに川崎市市民ミュージアムの最寄り駅は、武蔵小杉駅で、そこからバスです。等々力競技場やとどろきアリーナなどがあるあの辺です。あと木村伊兵衛賞30年を記念して、朝日新聞社から「36フォトグラファーズー木村伊兵衛写真賞の30年ー」が出版されています。

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ベルギー象徴派展

ベルギー象徴派展
2005年4月15日(金)~6月12日(日)
Bunkamuraザ・ミュージアム

2005_04170064Bunkamuraザ・ミュージアムにて開催されています、「ベルギー象徴派展」に行ってきました。
舞台は、19世末のベルギー。従来の印象派とは違い、物事を暗示的に間接的に表現するといった、新しい傾向の美術が人々の心を捉え、これらの美術は象徴派と呼ばれていたそうです。表現する対象は、メジャーなものよりも、排斥されたもの。例えば、キリストや聖書ではなく悪魔や聖書外典、社交界の優雅さよりもオカルトの儀式といった、逃避的で幻想的な世界。

いざ作品を見ていくと、シュリアン・ロップス「娼婦政治家」はまさにそういった感じの作品。また、レオン・フレデリックスはどの作品も表情がリアルというか、絵全体の臨場感というか素晴らしい。特に「三姉妹」。この作品の前でしばし立ち止まってしまった。これは凄い。他にも「祝福を与える人」「聖三位一体」等。フェルナン・クノップフの「蒼い翼」やチラシに使われている、「アクレイジア、『妖精の女王』より」「ブリトマート、『妖精の女王』より」の2作品。特に前者は、豊満な肉体が描かれており、実にエロスを感じる。コンスタン・モンタルド「文学の萬意」「三美神」も良い。ジャン・デルヴィルの「死せるオルフェウス」と「パルジファル」は、絵と写真の違いこそあれ、ホーリー・ワーバートンと同じ様な感じがして、好きな作品。アンリ・ド・グルー「ゼンタ、「さまよえるオランダ人」より」は、大きな作品でこちらにふりかかってきそうだ。ウィリアム・ドグーブ・ド・ヌンク「爛れた森」は、ダークグリーンとでも言うべき色調で、うっそうとした森の感じがでていた素晴らしい。

他にも素晴らしい作品がたくさんあります。予備知識も全くなく、ベルギーと言えば、ベルギーワッフルとスパ・フランコルシャンぐらいしかパッと思い出せない私でも、十分楽しめました。会期中にもう一度見に行きたい。これはお勧めの展覧会です。

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日本のたばこポスター展

時代を映す街角のアート
日本のたばこポスター1901-2000
2005年3月5日(土)~4月17日(日)
たばこと塩の博物館

2005_04170059渋谷にある、たばこと塩の博物館にて「時代を映す街角のアート 日本のたばこポスター1901-2000」展を見てきた。ポスター好きの私としては、これは行かねばと思っているうちに、やっぱり最終日になってしまった。

たばこポスターの歴史は、20世紀のスタートとほぼ同時期に始まります。東の岩谷商会、西の村井兄弟商会が激しい宣伝競争を展開します。そして、それを可能にしたのが当時の最先端の印刷技術です。村井兄弟商会は、京都に東洋印刷株式会社を設立、一方の岩谷商会は、凸版印刷合資会社(現在の凸版印刷株式会社)の設立を支援。ここに、村井・東洋対岩谷・凸版の図式が出来るわけです。その後、タバコは専売制に移行したために、一時期ポスターは影を潜めますが、大正時代に復活し昭和初期には、杉浦非水らによって商業美術と呼ばれるまでになっていきます。しかしその後は、戦争へと突入していく時代背景の中、たばこのポスターも軍事色の強い物となり、ついには物資の不足からポスターは姿を消し、そして敗戦を迎えます。

そして、終戦から日本が立ち直りつつあった昭和20年代後半に、田中寅吉や樋口忠男らによって、たばこポスターは復活の足がかりを作り、昭和30年代の高度経済成長時代に合わせて見事に復活します。その一翼を担ったのが、亀倉雄策や河野鷹思といったグラフィックデザイナーであり、若き日の和田誠であり、秋山庄太郎といった人たちです。秋山庄太郎が撮った女優を起用したポスターなかなか刺激的で良いです。白川由美や香川京子といった美人女優さん達が、たばこを吸っている。今ではちょっと考えられないですけど。ただこのころは、煙草に嫌なイメージはなかっただろうしと思う。何と言っても当時のキャッチコピーが、「今日も元気だたばこがうまい!」とか「たばこは動くアクセサリー」といった感じですから。

1970年代後半から、テレビCMへの比重が重くなり、ブランドイメージを前面に押し出していく形に変わって行き、それと同時にマナーや健康といった社会的な問題も問われるようになっています。最近では、緒形拳を起用したCMの「私は愛煙家です、私は捨てない」といったものもあります。現にヨーロッパではたばこの広告がかなり規制され、F1がヨーロッパの国々で行われる場合は、たばこのチームスポンサー名を外している。これからますます規制は厳しくなっていくでしょう。

ただ、どんなに時代が変わっても、映像の時代になっても、街角のポスターというのはなくならない。今でも街角に貼られたポスターの宣伝効果は大きいと言う事でしょうか。それはそれで嬉しいですけど。

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「写真はものの見方をどのように変えてきたか」第1部「誕生」

10周年記念特別特別企画
東京都写真美術館コレクション展
「写真はものの見方をどのように変えてきたか」第1部 誕生
2005年4月2日(土)~5月22日(日)
東京都写真美術館

この4月で、恵比寿ガーデンプレイス内にある、東京都写真美術館が開館10周年を迎えた。 開館10周年を迎えるにあたって、特別企画展「東京都写真美術館コレクション展 写真はものの見方をどのように変えてきたか」が開催されています。この展覧会は、全部で4部構成になっていて、11月まで順次開催されます。只今開催されているのが、第1部「誕生」。5月22日(日)までの開催です。

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1839年にフランスで「写真」が誕生し、ヨーロッパに瞬く間に広がっていきます。当時の人達にどれほどの衝撃を与えたかは、容易に想像出来る。逆に、現代で考えれば、どのくらいの衝撃だったんだろうか、こっちはちょっと想像出来ない。そして、1839年に誕生した「写真」は、早くも1848年(嘉永元年)にはるばる日本にやってきます。この写真によって、幕末から明治にかけての日本の様子が、西欧に紹介されていくことになります。

写真に関して素人同然の私にしてみれば、幕末から明治初期の庶民の生活の様子を、こんなに克明に残してある写真があるというのが驚きでした。しかもカラーで。さすがに東京都写真美術館というだけあって、貴重な写真も数多く収蔵してあり、今回の企画展は全て収蔵品にて開催されるようです。第1部だけでなく、残りの第2部~4部も見たいと思ってしまった。

ということで、今後の予定は、
第2部「創造」5月28日(土)~7月18日(月)
第3部「再生」7月23日(土)~9月11日(日)
第4部「混沌」9月17日(土)~11月6日(日)

また、今回の10周年特別企画展にあわせて、新潮社の「とんぼの本」シリーズとして、東京都写真美術館学芸員三井圭司氏監修による、写真の歴史入門 第1部「誕生」新たな視覚のはじまり、も出版されている。このシリーズは、今後の10周年特別企画展にあわせて、全4作シリーズとして順次出版されるとのことです。

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F1フェラリー展

オリンパス F1フェラリー写真展
2005年4月7日(木)~4月13日(水)
オリンパスギャラリー

2005_04120051神田小川町にあるオリンパスギャラリーで、F1フェラーリ展を見に行ってきた。
オリンパスは、2003年からフェラーリの公式スポンサーとなり、いろんな面でチームをサポートしている。今回の展示では、オリンパス・公式F1フォトグラファーである、ジョン・ニコルソンの作品が展示されている。
フェラーリは言うまでもなく、世界で一番人気のあるチームであり、皇帝シューマッハーを擁して世界最強・最速のチームである(今年は今のところちょっと厳しいが)。

ギャラリーには、疾走する赤いマシーンだけでなく、パドックの様子やピットクルー、ファクトリー、オフィスの様子を映したものまで展示されている。デスクで仕事をするジャン・トッドやロス・ブラウン、普段はなかなか見れない写真。またイタリアGPは、「ROAD TO MONZA」ということで、マシーンの搬入から細かく紹介されている。やっぱりフェラーリにとって、MONZAは特別。それにしてもオリンパスも力入ってるねえ、何と言ってもノーズ部分のFIATとVodafoneの間に企業ロゴ入ってますから。もっとも今のF1マシーンはハイテクの極致、時代の最先端で出来ている車だから、相当の技術力がないとスポンサーになれない。おのずと力も入るし、お金も使う。もっとも世界中を相手にしたビジネスだから、宣伝効果も凄まじい。個人的には、赤の車ってあんまり好きじゃないんだけど、フェラーリの赤は別格。サーキットを疾走する様は本当に格好良い。

ちなみに、個人的に好きなF1マシーンを上げると、JPS・ロータス・ルノー、West・マクラーレン・メルセデス、ロスマンズ・ウイリアムズ・ルノー、スクーデリア・フェラーリ・マルボロ、マルボロ・マクラーレン・ホンダかなあ。あとベネトンカラーの時のベネトン、7upの時のジョーダン、あとブラウン・ティレル・ホンダも結構好き。

今年は、3戦終えてフラビオ率いるルノーの一人勝ちなんだけど、フェラーリここから巻き返してくるんだしょうか。次からいよいよヨーロッパラウンド、しかもフェラーリのお膝元のイモラからだから。どうなることやら、今年のF1。

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FC東京×ジュビロ磐田

FC東京1×0ジュビロ磐田
2005年4月10日(日)
味の素スタジアム

Fcjubilo

またしても1-0で負けてしまった。今回も相変わらず締まらない試合となってしまった。
前半が終わった時は、今日は勝てると思ったし、後半30分過ぎには今日は引き分けかなと変わり、試合が終わったら負けていた。今年は、新加入の選手も多いし、こういう試合は増えるだろうと思ってはいたけれども、実際にそうなると結構きつい。

試合後のインタビューとか読むと、連係面では少しずつは良くなってると出ていた。確かに良くはなってるとは思うんだけど、皆が同じイメージという所までは行ってない。だから、簡単にボールを取られたり、パスミスがやたらと多い。もっともこんなこと、すぐに出来る訳ないんだけどね。わかっちゃいるけど、何とやらで、イライラしたりします。当面こういう試合が続くでしょう。

ということで、今週水曜日は、平日ナイター ヤマハスタジアムで因縁のジェフ千葉戦。主力2人いなくなったのに強いいんだよねえ。
ここいらでスカッと勝ってもらって、再浮上のきっかけにしてもらいたいです。

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ぐるっとパス2005

昨年に引き続き、ぐるっとパス2005を購入した。46施設の入場券・割引券が入って2000円、有効期間は2ヶ月。2004年版が44施設分だったから、2ヶ所増えてる。

Guruto2005

増えたのは、損保ジャパン東郷青児美術館、泉屋博古館分館、三鷹市美術ギャラリー。逆に今回外れているのが、根津美術館。大体は、常設展は入場券で企画展は割引券というのが、一般的なパターン。ただ東博は常設展も割引券。せこいというか何と言うか。また目黒区美術館は、昨年は企画展入場券だったのに、今年は企画展割引券に変わってる。もっともここは元々の入場料が安いからいいけど。 早速、出光美術館「長谷川等伯」展と目黒区美術館「川村清雄」展を見に行ってきた。出光美術館は企画展入場券だったので0円、目黒区美術館は割引だったので100円引き。

今後これを使って見に行きたいのが、ブリジストン美術館「印象派と20世紀の巨匠たち ― モネ、ルノワールからピカソまで」、東京藝術大学美術館「厳島神社国宝展」、東京国立博物館「世界遺産・博物館島 ベルリンの至宝展」、東京国立近代美術館「ゴッホ展」、その他いろいろ。ブリヂストン美術館は入場券だから、0円で入れます、他は割引。

あと、朝倉彫塑館とか江東区深川江戸資料館、近代美術館フィルムセンター、東京都写真美術館等々。せっかくただで入れるから行ってみようか、という軽いノリでフラフラ出かけていくのも楽しい。日暮里駅から、朝倉彫塑館行ってそのまま上野まで歩いて、上野の美術館観て廻るといのも楽しいです。ただ週末は混雑が予想されますけど。あと希望を言えば、東京ステーションギャラリーと山種美術館も加えてもらいたいです。

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「川村清雄」

「川村清雄」を知っていますか?
初公開・加島コレクション展
2005年2月16日(水)~4月10日(日)
目黒区美術館

2005_04040048目黒区美術館にて、「川村清雄」を知っていますか?という展覧会を見てきた。で、この質問の答えは、いいえ知りませんということになる。日々是発見ということで。

川村清雄は、1852年に幕臣の子として江戸に生まれ、開成所の画学所で絵を学び、その後アメリカからヨーロッパに渡り、絵を学びます。帰国後「明治美術会」の創立に参加するが、その後脱退。次第に一般からは忘れられた存在となっていきます。しかしながら、1980年代前後から研究者の注目を集め、最近では類を見ない存在として、高く評価されている画家ということです。今回、川村清雄と特に関係の深かった出版人・故加島虎吉(至誠堂)のご家族から寄贈された川村清雄の作品を、加島コレクションとすることを記念しての展覧会です。

入ってすぐの所に飾られている、「瀑布(滝)」は水の落ちる様子が、勢いよく描かれている、岩にいる猿の様子も良いです。また、至誠堂の書籍や雑誌の、表紙や挿絵も数多く手掛けている。また、「鸚鵡と蝶」や「梅に雀」「鴨」といった生き物を描いた作品も良いです。どれここれも生き生きと描かれていて、特に「梅に雀」は、雀が止まっている木の枝の様子まで見事に描かれている。また、「花」や「桜」のように、花を描いた作品も多くて、良い味出してます。その他に短冊も展示されている。あと、黒塗りの角盆に描かれた「朝顔につるべとられてもらい水」も良い。本当にいろんな作品があります。あともう一つ。海老が描かれた風呂敷が展示されているが、これは加島虎吉の長女の婚礼の際に、引き出物を包む物として、川村清雄がデザインしたもの。海老の赤が見事で、縁起物としては最高かもしれない。

行こうかどうしようか迷いましたけど、行って良かった展覧会でした。入館料400円、今回は買わなかったけど図録1200円と、こっちの面からも良い展覧会でした。

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長谷川等伯の美

新発見 長谷川等伯の美
2005年3月12日(土)~4月17日(日)
出光美術館

出光美術館で、「新発見 長谷川等伯の美」展を見てきた。

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長谷川等伯は、桃山時代に狩野永徳と並んで巨匠と称された画家で、最近は関心の高まりと研究の進展にともない、作品の発見や再確認が相次ぎ再度注目されている画家です。今回の展覧会では、全17作品が展示されていて、その内等伯の作品が7点、いわゆつ長谷川派の作品が4点展示されている。

展示の前半部分では、3点並べて展示されている「柳橋水車図屏風」や「萩芒図屏風」にみられる、ちょっと濁ったような緑色と金箔のマッチングが印象的です。また、後半部分では、「波龍図屏風」龍の表情といい躍動感といい素晴らしい。また、今回のチラシやチケットに使われた「竹虎図屏風」毛並みの良さそうな虎が、上の方をしゃくり上げるように見てる様は何とも言えずに良い、この顔の表情素晴らしいね。ちなみにこの作品は、最初は周文の筆により、それを狩野探幽が修理したということになっていたのですが、最近の調査研究で等伯の筆によるものということが確認されたとのことです。それと同様に、「松に鴉・柳に白鷲図屏風」も最初は、雪舟の筆によるものとされていましたが、最近の調査研究で等伯の筆によるものということが確認されたそうです。めだたし、めだたし。

全点屏風作品と言う事もあって、展示してある点数は多くないのですが、見応えあります。ほとんど等伯初心者の私としては、非常に面白い展覧会でした。

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絹谷幸二展

ー元気が湧き、夢がふくらむ 無限大の空間ー
絹谷幸二展
2005年3月24日(木)~3月29日(火)
渋谷・東急本店

先日、渋谷の東急本店にて絹谷幸二展を見てきました。たまたま地下鉄に乗っていて座れずにつり革につかまりながら、何気なく窓上ポスターを見たら、絹谷幸二展のポスターだったんです。しかも会期が短い。あそこでもし座れたら、この展覧会は知らないままだったと思う。だから偶然と言うものは恐ろしい。

Kinutani

で、会場に入るとまず「花飾りのひと」がてんじされています。うーん素晴らしいと思っていると、脇に値段が。私には縁のない数字です。「カルネ・ヴァ-レ」は情熱的な3人のダンサーが鮮やかに描かれている。そして、富士山を中心に描いた作品が、数多く展示されている。もう絵の構成といい、色調といい、もう絹谷ワールド全開。もう最高です。

また、長野オリンピック関連の作品も多い。メインのポスターに使われた「銀嶺の女神」。女神の髪の毛の部分に、ジャンプやアイスホッケー、カーリング、スケートといった選手たちが描かれている。また、アイスホッケーやリュージュ、スキーといったように、各種目の作品も展示されていて、中でもアイスホッケーの作品は、選手同士がぶつかり合う様子がよく描かれていて、凄い迫力というか臨場感あります。

また、今回展示で多かったのが、薔薇を描いたもの。どれも色鮮やかでいいです。ここでも作品の脇に値段が。そんなに大きくないのに、値段は立派です。でよく見ると、結構な数が売約済みとなっていました。本当かよ!

また、絹谷幸二さんの作品が、全国27ヶ所の建物に、壁画として展示されているそうです。近くでは池袋の東京芸術場、、あんまり近くないけど、松戸競輪場等々。
 
これだけまとめて絹谷幸二さんの作品を見るのは、以前の世田谷美術館以来。楽しい、何か元気をもらった気がする。絹谷幸二さんご自身も会場にいらして、凄い貫禄です。あと、これだけの展覧会で入場料無料というのも嬉しい。ただいかんせん期間が短い。もう少し長めの期間でもいいと思うのだが。

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