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木村伊兵衛写真賞の30年

写真展 時代を切り開くまなざし
ー木村伊兵衛写真賞の30年ー
2005年4月23日(土)~6月19日(日)
川崎市市民ミュージアム

Kawasakikimura川崎市市民ミュージアムに、「写真展 時代を切り開くまなざしー木村伊兵衛写真賞の30年ー」を見に行ってきた。写真については素人ですが、写真展を見るのは好きなんです。まあ、こんな私でも、木村伊兵衛という名前も、木村伊兵衛写真賞というのも、名前だけは知っています。ただ、今年で30年を迎え、写真界の芥川賞と言われるほど権威があるというのは、知らなかった。今回30年を記念して、30回36人の受賞者(但し、第9回は該当者なし)の作品約400点という膨大な作品が、一堂に展示されている。

過去の受賞者を見ると、私でも知ってる人が結構います。藤原新也、岩合光昭、田原桂一、中村征夫、宮本隆司、長島有里枝といった人達は、展覧会に行ったこともある。第30回の受賞者の中野正貴「TOKYO NOBODY」は、全部あのタイミングで撮ってるということで、かなり衝撃的だった。「東京窓景」も凄い。

「時代を切り開くまなざし」というタイトルにもあるように、写真と言うのはその時代時代を写していくもので、だから第1回の受賞者の北井一夫さんと第30回の中野正貴さんでは、写真もずいぶん違う。でもその時代時代ということを考えれば、木村伊兵衛写真賞の基本的なコンセプトは変わることなく受け継がれてきてるような気がします。

また今回、木村伊兵衛氏が撮影したカラー作品「Paris 1954-1955」も特別に展示されている。とても50年前の作品とは思えない。全然古くないというのが凄い。

今回の400点にも及ぶ、木村伊兵衛写真賞の受賞作家の作品は、主催者である朝日新聞社から、川崎市市民ミュージアムに寄託されたそうです。また川崎市市民ミュージアムは、全国の美術館で最初に写真部門設けた美術館とのことです。400点もの作品は見応え十分です。見たあと疲れましたけど楽しかった。個人的には、第29回受賞者の澤田知子さんの作品がインパクトありました。被写体が本人ですから、作品というよりも澤田知子さんご本人がインパクトあります。ファンになってしまいそうだ。写真に興味のある方もない方も行ってみたらいかがでしょうか。因みに川崎市市民ミュージアムの最寄り駅は、武蔵小杉駅で、そこからバスです。等々力競技場やとどろきアリーナなどがあるあの辺です。あと木村伊兵衛賞30年を記念して、朝日新聞社から「36フォトグラファーズー木村伊兵衛写真賞の30年ー」が出版されています。

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