「写真はものの見方をどのように変えてきたか」第1部「誕生」
10周年記念特別特別企画
東京都写真美術館コレクション展
「写真はものの見方をどのように変えてきたか」第1部 誕生
2005年4月2日(土)~5月22日(日)
東京都写真美術館
この4月で、恵比寿ガーデンプレイス内にある、東京都写真美術館が開館10周年を迎えた。 開館10周年を迎えるにあたって、特別企画展「東京都写真美術館コレクション展 写真はものの見方をどのように変えてきたか」が開催されています。この展覧会は、全部で4部構成になっていて、11月まで順次開催されます。只今開催されているのが、第1部「誕生」。5月22日(日)までの開催です。
1839年にフランスで「写真」が誕生し、ヨーロッパに瞬く間に広がっていきます。当時の人達にどれほどの衝撃を与えたかは、容易に想像出来る。逆に、現代で考えれば、どのくらいの衝撃だったんだろうか、こっちはちょっと想像出来ない。そして、1839年に誕生した「写真」は、早くも1848年(嘉永元年)にはるばる日本にやってきます。この写真によって、幕末から明治にかけての日本の様子が、西欧に紹介されていくことになります。
写真に関して素人同然の私にしてみれば、幕末から明治初期の庶民の生活の様子を、こんなに克明に残してある写真があるというのが驚きでした。しかもカラーで。さすがに東京都写真美術館というだけあって、貴重な写真も数多く収蔵してあり、今回の企画展は全て収蔵品にて開催されるようです。第1部だけでなく、残りの第2部~4部も見たいと思ってしまった。
ということで、今後の予定は、
第2部「創造」5月28日(土)~7月18日(月)
第3部「再生」7月23日(土)~9月11日(日)
第4部「混沌」9月17日(土)~11月6日(日)
また、今回の10周年特別企画展にあわせて、新潮社の「とんぼの本」シリーズとして、東京都写真美術館学芸員三井圭司氏監修による、写真の歴史入門 第1部「誕生」新たな視覚のはじまり、も出版されている。このシリーズは、今後の10周年特別企画展にあわせて、全4作シリーズとして順次出版されるとのことです。
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