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若冲と京の画家たち

若冲と京の画家たち
2005年2月5日(土)~3月13日(日)
静岡県立美術館

Zyakutyuu_2静岡県立美術館に、「若冲と京の画家たち」を見に行ってきた。またしても最終日の鑑賞。前日に行った宇都宮美術館は、ラス前の鑑賞だったし、性格的にこれはどうしようもないと最近あきらめぎみです。

今回の展覧会は、伊藤若冲をメインに、江戸時代から近代まで京を中心に活躍した画家たちの作品も展示されている。

最初は、伊藤若冲の作品が並ぶ。まずは升目描きで描かれた「白象群獣図」、「樹花鳥獣図屏風」の2作品。「白象群獣図」は、唯一現存する若冲印のある升目描きの作品。「樹花鳥獣図屏風」は右隻が「動物尽くし」、左隻が「鳥尽くし」の構成となっている。升目描きの作品を実際に見るのは初めてだけど、実に細かいし非常にデジタル的な感じがする。そう言えば、高校時代の美術の授業で、模写をしたときに画用紙に薄く升目を書いて、写す作品も升目のついた透明なケースに入れて描いたのを思い出した。こんな所で思い出す事でもないけど。

四季の花鳥を水墨画で描いた12図からなる、「花鳥蔬菜図押絵貼屏風」。生き生きとして、力強いタッチで描かれてます。思わず足が止まってしまうような作品。「花卉双鶏図」や「枯木鷲猿図」は、本当に生き物をリアルに、目の前で生きているかのように描かれている。この鷲の描き方、バックの色を上手く使って描かれていて面白いです。

また、伊藤若冲以外にも、長澤蘆雪「大原女」や円山応挙「木賊兎図」。この兎とっても可愛い。応挙の描く動物は本当に可愛いものが多い。また円山応挙「群鶴図屏風」と石田幽汀「群鶴図屏風」が展示されている。前者は、ゆったりと鶴が舞い、後者は大量の鶴がエネルギッシュに描かれている。でも両方ともタイトルが同じというのは、何か因果関係があるんだろうか。山本梅逸「花卉打石図」は、岩と竹を取り囲むように咲き乱れる花々が実に美しく描かれている。こうゆう色使いは大好き。

他にも良い作品がたくさん展示されていて、楽しい展覧会だった。静岡まで来た甲斐がありました。図録欲しかったんだけど、なんと売り切れ。予約すれば送料無料で送ってくれるということだったけど、出来上がりが今月末ということでやめました。でもバカみたいに厚くもなく値段も1200円ととっても良心的。図録はスマートさも大事です。あと入館料も600円と安い。

静岡県立美術館初めて行きましたけど、良いですねえ。草薙駅からバスですぐだし。要チャック美術館がまた一つ増えました。まさかポイントカードまであるとは思わなかった。参った。

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