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松本哲男展

松本哲男展ー世界三大瀑布完成を記念してー
2005年1月7日(金)~3月13日(日)
宇都宮美術館

Matsumototetuo_2宇都宮美術館にて、「松本哲男展ー世界三大瀑布完成を記念してー」を見てきた。

松本哲男は、高校の美術の教師をしながら制作活動を行い、院展での活動を基盤に、プロの画家となっていきます。そして、さらなる飛躍を目指して1990年代半ばから取り組んだ、「ナイアガラ」「ヴィクトリア・フォールズ」「イグアス」をテーマにした、世界三大瀑布シリーズ。その完成を記念しての今回の展覧会です。

第一部は、院展デビューから<グランドキャニオン>までの作品が展示されている。「那須野原」「叢林」「山」といった初期の作品は、一見雄大な印象をうけるがよく見ると、木々の細かい部分まで丁寧に描かれている。また、プロの画家となったあとの「宇都宮」は、ちょっとSF的な雰囲気があって面白い。そして「トレド」や「蒼穹との出会い タージ・マハル」といった大作が続き、第一部のハイライトとも言える「グランド・キャニオン」が展示されている。「グランド・キャニオン」は素描も展示されており、見比べるのも面白い。それにしてものスケール感。と同時に細部にわたるまでの細かい描写。何も言う事はありません。

第二部は、1994年から現在までの作品が展示されている。この第二部は、大パノラマ絵画とも言うべき大作のオンパレード。「富嶽 動」「富嶽 静」「月明 ナイアガラ」「睨 イグアスの瀧(ブラジル)」「那須」「三春滝桜ー色即是空ー」「三春滝桜ー空即是色ー」これらの作品は全て横幅5m以上あり、凄い迫力。
そしていよいよお待ちかね、三大瀑布「ナイアガラ(横幅6m)」「ヴィクトリア・フォールズ(横幅12m)」「イグアス(横幅10m)」の3点。滝の巨大なスケール感だけではなく、水の流れる様や滝の轟音が聞こえてきそうな臨場感。これはもう絵画を観るという感じではなく、全身に浴びてる感じ。圧倒的な迫力です。

宇都宮駅からバスにゆられること25分、バス料金片道なんと400円。しかしながらやっぱり観に来てよかった。ここまで満足させてくれるなら、全く苦にならない。それにしてもこの展覧会、他に巡回はしないのだろうか。宇都宮美術館だけというのはもったいない気がする。

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