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谷内六郎展

「谷内六郎展~谷内六郎が描いた昭和の時代~」
2005年1月1日(土)~1月10日(月)
池袋サンシャインシティ文化会館4F展示ホールB

Taniuti池袋サンシャインシティ文化会館にて開催中の、「谷内六郎展~谷内六郎が描いた昭和の時代~」を見てきた。
谷内六郎さんと言えば、やはり週刊新潮の表紙というイメージが強い。1956年の創刊から25年間に渡って表紙絵を担当していたし、「週刊新潮は明日発売されます」というナレーションと共に表紙が映し出されるCMも懐かしい。もっともこのCM随分昔のことだけど。今回の展覧会では、いくつかのテーマに分かれて作品展示されています。
 
・週刊新潮の表紙として使われた物の中から、50点の原画が展示されている。どれも懐かしい感じがしますが、ただ懐かしいという感じだけでなく、その絵を描く発想が面白い。「夕日を消す人」「雨後若葉も泳ぐ」「初雪のレース」等々。あと、「急行の止まらない駅」「月光の曲」「伊豆の赤ちゃん」「順々」「影だよ」等々は、見ていて楽しい作品。
 
・「芸術新潮」に掲載された、「お山のおまつり」というシリーズ。これは、お祭りをテーマに世界の芸術家をユーモア溢れる表現で描いたもの。「手品やのダリおじさん」や「サーカス小屋のピカソおじさん」等12作品。こうゆう発想普通しないでしょう。そこが凄いんだけど。

・デンマークの名窯ロイヤルコペンハーゲン制作の陶板画が6点展示されている。これは、谷内六郎没後に、ロイヤルコペンハーゲンの希望により制作されたとのこと。

・伊奈製陶株式会社(現在のINAX)のPR誌「伊奈だより」の表紙絵も展示されている。これはタイルを使って制作したもの。

・他にも、本の挿絵や映画の挿入画、テレビドラマの挿入画、レコードジャケット、国際人権擁護団体のポスター等、幅広い活動の中で発表した作品がたくさん展示されている。特に、NHKみんなのうた「ちいさい秋みつけた」の挿入画は見た事あるような気がする。気のせいかもしれない。 
 
また、今回ビートたけしさんがコメントが寄せられており、その文中で「人物の後ろ向きの絵の感じの出し方は、谷内六郎さんの影響」と書かれていました。確かに、雰囲気似てる作品もありました。そして、展示会場出たところに、谷内六郎さんが表紙絵を担当した「週刊新潮」全1336冊展示されてます(さすがに数えて確認したわけではありませんが)。これはなかなか圧巻です。あと、雑誌の表紙として見ると、またイメージが違う。

ゆっくり見れたし、楽しい展覧会でした。こういうゆるーい感じの展覧会大好きです。これに図録があれば申し分なしなんですけど。期間の短い展覧会だしそこはしょうがないですけど。新年早々良いもの見せて頂きました。

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