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エッシャーの不思議な世界

ハウステンボスコレクション
「迷宮への案内人 エッシャーのふしぎ世界展」
2005年1月2日(日)~1月30日(日)
そごう美術館

Essya横浜のそごう美術館で、「エッシャーのふしぎ世界展」を見てきた。エッシャーの展覧会見に行くのは、1996年小田急美術館で開催された、「エッシャー生誕100周年記念展」以来で凄く久しぶりです。この展覧会は、三つの時代に分けられていて、展示されてます。

青少年時代と修学時代(1898-1922)
生まれてから22歳までのこの時期。作品としては「聖堂のパイプオルガン」や「マントン近くの木立」等々。この頃はまだ作品としては、おとなしめです。

イタリア時代(1923-1935)
この時代の有名な作品としては、「小鳥に説法する聖フランシス」や「写像球体を持つ手」。また「八つの頭」は、幾何学図形を用いて面を分割する、平面の正則分割の最も初期の作品。「バベルの塔」や「空中の城」、24の寓意画(書籍)の中の「キノコ」や「花瓶」は、作品だけでなく版木が展示されていて、その細かさにはただ驚くばかりです。

独自の世界(1936-1953)
もうここからは、いわゆるエッシャーの世界満喫できます。「昼と夜」「空と水Ⅰ」「出会い」「爬虫類」「もう一つの世界」「上と下」「同心円状の球面片」「水たまり」「四面体の小惑星」「三つの世界」等々、もう挙げていったらきりがない。

またエッシャーの絵が、少年マガジンの表紙になった号もあった。1970年2月8日号では「ベルベレーデ」が、同2月15日号では「婚姻の絆」が、表紙として使われている、しかも色付きで。あと「版画画廊」は前回の展覧会のときは、チラシに使われていた。「上昇と下降」は、「ラッシュライフ」のカバーに使われている。この絵、何人もの人がただ同じ所をぐるぐる回ってるだけなんだけど、何故か2人だけ集団行動から外れている。一人は階段に腰掛けて、ぼんやりしてるみたいだし、もう一人はバルコニーの所から、ただ外を見ているようだ。なぜこの2人は、集団に加わらないのだろうか。その点エッシャーに聞いてみたい。「滝」はいつ見ても不思議な作品です。ただあんまり違和感はかんじないです、そこが不思議なんですかねえ。「メタモルフォーゼⅡ」複製ですけど展示されてます。白と黒の格子模様が、赤・白・黒の爬虫類へと変化し、さらに鳥などへと変貌し、再び白と黒の格子模様になっていく。6枚のシートからなり、全長は実に4m。見ごたえありです。あと、エッシャーの仲間たちという事で、エッシャーと関係のあった画家たちが作品と共に紹介されています。

エッシャーの絵は、細かくて精巧に出来てますので、見ようによってはグロテスクく感じるものもあるかもしれない。あと、以前みた展覧会と、作品名の日本語訳が少し違ったものもありました。この辺は訳す人によって違うのか。でも作品名ぐらいは、統一した方が良いと思うのだが。

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