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2004年11月

歌姫は健在でございます!

今日久々に、邦楽の新譜を買った。3150円(税込み)、洋楽CDに慣れている私としては、ちょっと驚き、こんなに高かったかと。と言いつつも買ってしまった。

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「いまのきもち」

今回買ったCDは、私にとっての歌姫 中島みゆきさん「いまのきもち」。今回は、セルフカバーなんですねえ。どれもこれも懐かしいんだけど、それでいて少しずつアレンジを変えてあったりして面白いです。未だに進化を続けるみゆきさん、恐るべし。

どの曲も昔よりも、声が色っぽく感じる、これは重ねてきた年輪のなせるワザか。「怜子」良いです、当時はちょっと恐い感じしましたけど、あでやか。また選曲も、さすがにセルフカバーとして選ばれただけあって、全部良いです、はずれはありません。特に「歌姫」「横恋慕」は凄く良いです、さすがに25年以上のキャリアは伊達じゃない。

あと、今回のジャケット良いんじゃないんでしょうか。表ジャケット、裏ジャケットともに、美しく仕上がってます。さすがにタムジン、ツボをよく心得ていらっしゃる。

ということで、久々にみゆきさんのCD買いました。今度は、昔のアナログレコード引っ張り出して聞いてみようかな。

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関西邦画展覧会

関西邦画展覧会ー大阪市立美術館所蔵品によるー
2004年10月16日(土)~11月28日(日)
泉屋博古館分館

泉屋博古館分館にて開催されている、「関西邦画展覧会ー大阪市立美術館所蔵品によるー」を観てきた。

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開催期間が11/28(日)まで、ぎりぎりセーフ

今回展示された作品は、住友コレクションとして住友本家から、大阪市立美術館に寄贈されたもので、実は昭和18年に、大阪市立美術館、大礼記念京都美術館(現在の京都市美術館)、東京日本橋・三越の3会場で、今回と同じ作品で「関西邦画展覧会」が開催されたようです。そして、東京に泉屋博古館分館が開館したのを受けて、60年ぶりに、大阪市立美術館の協力を得て、再び「関西邦画展覧会」が開催されたということです。

泉屋博古館本館は京都にあり、住友家の蒐集したコレクションの保管・研究・展示を行う美術館です。

展示作品点数は20点。どれも大きい作品で、第一、第二展示室に分けて展示されています。

入ってすぐ、石崎光瑤「聖苑」素晴らしいです(当たり前か)。山口華楊「風」この作品風の吹く感じが出ていて良いです、かぜの音が聞こえてきそう。榊原柴峰「朝靄」は鹿の表情が良い。他の6作品も良いです。

続いて第二展示室へ。小野竹喬「秋陽」は、葉が落ちこれから冬に向かうとういう感じがでてて、ちょっと寂しい感じがします。矢野橋村「那智奉拝」水の流れる落ちる様子が、力強く描かれてます。凄い迫力。

そして、上村松園「晩秋」今回どうしても、この展覧会観にいきたかったのは、この作品が観たかったからなんです。チケットも図録の表紙もこの作品。顔の表情も、バランスも、色調も全てにおいて素晴らしい。素晴らし過ぎて何も言うことありません。作品の前で、しばし見惚れてました。

全部が全部素晴らしい、本当に選りすぐりの20作品という感じです。

観に行けて本当に良かった。

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浜松市楽器博物館

浜松市楽器博物館に行ってきた。前々から行きたいと思いつつ、なかなか機会がなくて行けなかったんですけど、今回時間ができたので、行ってきました。

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浜松市楽器博物館

なんで浜松なのかと言いますと、一応私東京在住ながらジュビロ磐田にわかサポーターです。で2ヶ月に1回ぐらいは、磐田市にあるヤマハスタジアムに遠征するわけです。そこで、少しでも交通費を浮かせようと、JR東海の「ぷらっとこだま」で行くことが多い。でこの「ぷらっとこだま」が掛川には止まらずに、浜松でしか降りれないので、1回浜松まで来て、磐田に戻ります。この「ぷらっとこだま」時間が限定されますので、早く着いた時は浜松をぶらぶらするわけです。そんな時に見つけたのが、この楽器博物館なんです。

で行ってきました。場所は、アクトシティの一番遠いところ。1階と地下1階の2フロアーを使って展示してあります。1階は、ヨーロッパの鍵盤楽器、弦楽器や日本の和楽器です。地下1階が引き続きヨーロッパの鍵盤楽器、管楽器、打楽器、アジア・アフリカ・アメリカの楽器、そして初期の国産洋楽器が展示されてます。

展示されてる楽器の前に、その楽器がどんな音なのか分かるように、ヘッドフォンで聞くことができます。ほとんど知らない楽器なので、どんな音なのか聞けるのは良いですね。また、世界で最初のピアノとされる、クリストフォリピアノの復元品も展示されており、その音も聞けます。また、昔のスタインウェイのピアノもありました。凄く重厚な感じがし格好いい。あと体験コーナーもありますので、実際に音も出せます。あとパソコンでいろいろ調べられるスペースもあります。

ここ面白い。見だしたら時間がいくらあってもたりない。また、いま企画展「打楽器はおもしろい!」が開催されてます。世界各国の打楽器が展示されていて、実際に叩いてみて音もだせます。これも面白い。

今開催中の企画展「打楽器はおもしろい!」
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浜松市楽器博物館は、「音楽のまちづくり」を進める浜松市の中心的な役割を期待されて、平成7年4月にオープンしたそうです。さすが楽器の街浜松。ちなみに平成16年5月までの来場者数は、開館からの累計で779,454人だそうです。この日も結構人いました。特にファミリーが多かった。

ここのミュージアムショップいろんな良い物が売ってます。この日は、ギターの形の鉛筆削りと犬がサックスを吹いてる人形を買ってしまった。

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しかしながら、ヤマハという社名は、創業者の苗字だったんですねえ。新たな発見でした。

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マリオ・テスティーノ写真展

マリオ・テスティーノ写真展 ポートレート
2004年10月16日(土)~11月21日(日)
東京都写真美術館

恵比寿ガーデンプレイス内にあります、東京都写真美術館にて11月21日まで開催されていた、「マリオ・テスティーノ写真展 ポートレイト」に行ってきた。行ったのが最終日、最近このパターンが多い。

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2・3階を使っての展示だけに、作品が大きい。2階の入口、入ってすぐのところは、ケイト・モスの写真が続きます。特大サイズでキャサリン・ゼタジョーンズ、これ最高に良い。エリザベス・ハリー、ジュリア・ロバーツ凄く良い。そしてダイアナ妃、チャールズ皇太子、英国皇室関係。それにしてもダイアナ妃は綺麗だ。いまさら言うことでもないが。

その後3階へ移動。ローリング・ストーンズはいくつになっても格好良い。最近はずいぶん健康そう、目がいっちゃってないもの。怪しげなロン・ウッドファミリー、陽気なミック・ジャガーファミリー、そして、エルトン・ジョン。みんな良いおじさんになりました。その後数枚マドンナが続きます。このマドンナの振り向いてる写真良いよなあ。グウィネス・バルトロウが数枚、そしてメグ・ライアンが2枚、大きい方の表情が良いですねえ、小さいほうももちろん良いです。キアヌ・リーブス、ジュード・ロー、再びジュリア・ロバーツ、エリザベス・ハリー。エリザベス・ハリーは2階の写真と3階の写真で雰囲気全然違って面白い。

あと、撮影時のメイキングビデオも流れてました。これも面白かった。

こんな中で、私なりのTOP10は、
1.キャサリン・ゼタジョーンズ 
2.ヨルダン王国 ラニア王妃 
3.小さい方の振り返るメグ・ライアン 
4.振り返るマドンナ 
5.2階のエリザベス・ハリー 
6.サングラスをしたケイト・モス 
7.二コール・キッドマン 
8.へザー・グラハム 
9.恐いジャネット・ジャクソン 
10.忘れちゃいけないローリング・ストーンズ

以上です。

見終わったあと、その勢いで写真集買おうと思ったら、売り切れでした。

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「ハウルの動く城」新記録!

「ハウルの動く城」新記録!
[ アニメ ]
宮崎駿監督の「ハウルの動く城」が、20・21日の公開2日間で動員約110万人、興行収入約14億8000万円を記録したとのこと。

2日目までの記録としては、「千と千尋の神隠し」から約4割増、「踊る大捜査線 THE MOVIE2/レインボーブリッジを封鎖せよ!」も上回って、日本映画記録だそうです。 東宝は、4000万人動員、興収500億円を目指すそうです。やっぱり、宮崎作品は人気がありますねえ。同じジブリでも、宮崎監督じゃないと、なかなか厳しい。当分監督やめられないかも。

ちなみに、私の好きな宮崎作品は、「ルパン三世 カリオスロの城」「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」の3本。実は、「紅の豚」以来宮崎作品見てない。「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」は、動きがリアルすぎてあんまり好きじゃないんです。

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横尾忠則 - in the bath

横尾忠則-in the bath
2004年10月19日(火)~11月27日(土)
SCAI THE BATHHOUSE

谷中にありますギャラリーSCAI THE BATHHOUSEにて開催されてます、「横尾忠則-in the bath」に行ってきました。以前行ったときは、日曜日だったためお休み。今回ようやく見れました。

今回のテーマは女湯。
入り口には、女湯と書かれた赤い暖簾がかかってます。
       ↓
Yokoobath

この暖簾をくぐると、広めのスペースに大きなサイズの絵が9点展示してあります。もともとこのギャラリーは、銭湯を改修したものなので、天井が高く大きな作品を飾っても全然圧迫感がない。

お湯に入る人、出る人、体を洗う人、背中を流してもらう人、流してあげる人、着物を着る人、脱ぐ人、あげくに外に向かって大きく手を広げてる人、といろんな表情が面白い。また、天井にある大きな扇風機、ぶらさがってるヘチマ、障子にへばりつくヤモリ、飛んでるのか落ちてるのかわからないツバメ。どれをとっても面白い。9作品しか展示してないのに、とっても楽しい。やっぱり横尾ワールドは凄い。ポストカード9種類買ってしまいました。

あと、会場に入ると、どこかで見た事のある顔だなと思ったら、なんと横尾忠則大先生ご本人。あんなに間近で見れて感動しております。実に良い1日でした。

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野又穫:カンヴァスに立つ建築

野又穣:カンヴァスに立つ建築
2004年10月16日(土)~12月26日(日)
東京オペラシティアートギャラリー

現在、東京オペラシティアートギャラリーにて開催されています、「野又穫:カンヴァスに立つ建築」展を見てきました。

不勉強なもので、野又穫という名前は、会場で初めて知りました。なので、作品を見るのも当然初めてです。しかしながら、最初に見た作品からかなりの衝撃が。

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最初に見たときは、実は写真を加工してあるのかと思ったんですが、ちゃんと描かれてます。しかも細部に至るまで、非常に細かく描かれてます。描かれている対象は建築物です、でその建築物を非常に幾何学的に描いています。それらの作品は、「空想建築」と呼ばれることが多いようです。

空想的な絵柄もあり、またその逆で、実際に建てられてもおかしくないような、それでいてちょっと幻想的な建物も描かれてます。特に、「境景10」「内なる眺め23」「世界の外に立つ世界2」「視線の変遷12」「視線の変遷3」「東方へ25」等など。その他もたくさん素晴らしい作品あります。何か凄い衝撃的な出会い、まるで、LED ZEPPELINやDEEP PURPLEを初めて聞いた時のような衝撃に近い。

実は、この日は3Fでやってる、「ヴォルフガング・ティルマンス展」がお目当てだったんですけど、そっちがあまり面白くなくて、そのまま帰ろうかとおもったんですけど、せっかく来たからと、4Fに上がってみたら、衝撃的な出会いだったんです。

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本当は、こちらがお目当てだったんですけど.....

それにしても良かった。こういう事があるから、美術館巡りはやめられないのかもしれない。

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生誕110年 速水御舟展

生誕110年速水御舟展
2004年10月9日(土)~11月23日(火)
山種美術館

山種美術館にて開催中の、「生誕110年 速水御舟展」を見てきました。

なかなか行けなくて、ようやく行ってきました。「新日曜美術館」や「美の巨人たち」で紹介されましたから、混んでるかなと思ったら、それ程でもなくスムーズに見れました。

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最初に目を引くのが、「翠苔緑芝」。紫陽花が良い、また、その脇にいる2匹の兎の表情が良いです。そして「葉陰魔手」「粧蛾舞戯」の2作品から成る「昆虫二題」。この作品素晴らしいです、この蜘蛛の巣の描き方尋常じゃない気がする。また、蛾が舞う様がいきいきしてます。これは重要文化財ではないのか。

そして「炎舞」。さすがにこの作品だけは、ちょっと待ちました。それにしても、こういう絵を描けてしまうんですねえ、舞い上がる炎、その周りを華麗に舞う蛾たち、重要文化財です。
そしてもう一つの重要文化財「名樹散椿」。風格のある椿です、葉や花の細かい描写も素晴らしい。

あと、「春昼」「百舌巣」「天仙果」「紅梅白梅」「祇園之桜(写生)」「豆花」「暗香」「春池温」「あけぼの・春の宵」「牡丹」「白芙蓉」「柿」等々、どれもこれも素晴らしい。また、「和蘭陀菊図」で1匹だけ蝶が花にとまっている様子も、なんか好きです。ゆっくりとふた周りもしてしまった。

あと、作品集がA-5版で32ページ、主だった作品は収録されていて、450円というのも嬉しい。また、速水御舟のカレンダーも売ってました。これも良いです。

「天仙果」と「椿ノ花」の5枚いりに通信ハガキを買いました。大事な人に出す年賀状として使おうと思います。

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昨日まで、そして今日からも

累計アクセス数:3735 1日あたりの平均:41.97

今、アクセス解析を見ての数字です。このblogを初めて4ヶ月目、この数字が多いのか少ないのかはわかりませんが、同時期にスタートしたホームページのアクセス数が、800ぐらいというのからしても、自分的にはかなり驚異的な数字です(もっとも、ホームページの方は、更新をサボってますので無理もないですが)。

美術展関係という、今ひとつマイナーなテーマで、アクセスする人がいるのか、半信半疑なまま何となくスタートしたblogですが、最初は鳴かず飛ばずでしたが、何とか形になってきた感じです。ありがたい事です。

ちなみに、検索ワードランキングで、これまでで一番多かったのは、横山大観関連です。ちょうどこのblogがスタートした時に、藝大で「海山十題」やってました。あとピカソ関連、グッゲンハイム、現代美術館、ジャクリーヌ、ブリヂストンの常設、川村記念美術館とピカソに関しては、本当に話題に事欠かないし、日本人はピカソが好きなようです。最近では、速水御舟でしょうか、これはテレビの力が大きいと思います。あと、川崎市市民ミュージアムで7月~8月に開催された「日本の幻獣展」関連も多かったです。これはちょっと意外でした。

ということで、今後行きたい展覧会としては、
  ・速水御舟展(山種美術館)
  ・マリオ・テスチィーノ写真展(東京都写真美術館)  
  ・木村伊兵衛展(東京国立近代美術館)       
  ・田原桂一 光の彫刻展(東京都庭園美術館)       
  ・文化庁買上優秀作品展(川越市立美術館)

他にもたくさんあります。今日地下鉄の中吊りで見た、旧岩崎邸での展示会も見たい。川越市立美術館も、チラシで絹谷幸二さんの作品載ってたんです、これも見たい。
全部はとても見れませんし、うっかりしてると終わってるしで、何本見れるでしょうか。

こんないい加減なblogですが、今後ともよろしくお願い致します。

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木象嵌

木象嵌~日本の木画・金子コレクション~
2004年10月3日(日)~11月14日(日)
大田区立郷土博物館

太田区立郷土博物館にて、特別展「木象嵌~日本の木画・金子コレクション~」を観てきた。

大田区立郷土博物館は、都営浅草線「西馬込」駅下車で、そこから徒歩7分。西馬込駅に行くの生まれて初めてですから、無事たどりつけるか不安だったんですけど、以外とすんなり着きました。

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「象嵌」とは、「象(かたち)を嵌(は)める」あるいは「象(かたどり)を嵌(は)める」技のことであり、木材や金属や骨・角・石、他にも植物を使った象嵌もあります。

今回の展覧会でメインで展示されているものは、木材を使う「木象嵌」という技法で作られた物です。これは、木目や色の異なる、様々な板を使って一枚の絵を描くというような感じです。

作り方としては、まず板に下絵を入れ、はめ込む絵柄に合った板を選び、はめ込む形に切ります、そして、はめ込む形に切った板と土台となる板を合わせて切り抜きます。そして、土台となる板の切り抜かれた部分に、はめ込むように切り抜いた板をはめ込みます。あとは、色数の分だけ、この作業を繰り返していきます。小田原の職人さんの作る様子が、30分ぐらいのビデオで紹介されてますけど、この作業の細かさに驚きます。観ているぶんには凄く面白い。

この「木象嵌」は古くは、正倉院の宝物に見られる程古くからある技法のようですが、身近なものになったのは、明治時代以降とのことです。ただ、後継者少ないのが悩みらしいです。こういう伝統工芸を、絶やさずに残していく上手い方法ないんですけねえ。こんな素晴らしい技術は、末永く残していって欲しいと思います。

あと、この展覧会は、11月14日(日)までやってます。入場料無料、図録が1000円、展覧会が面白いという、三拍子揃った展示会です。

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ブリヂストン美術館

ブリヂストン美術館に行ってきた。東京駅から徒歩5分、こんなに行きやすい場所にあるのに、実際に行くのは初めて。

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1階で受付をすませ、エレベーターで2階へ。入って右側が、常設展の第1室。入ってすぐ、ルノワール「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」がある、続いてマネ「自画像」、セザンヌ「帽子をかぶった自画像」「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」、モネ「睡蓮の池」「黄昏、ヴェネツイア」等々。どれも本などでしか見たことのない、超有名作品。先入観なんでしょうか、行くまではあまり意識してないのですが、実際見ると結構感動してしまう。

続いて、隣の第2室へ。ボナールやマリーローランサン、あとマティスの作品が5点。特に「画室の裸婦」、これ初めて見ましたけど、良いです。あと、ラウル・デュフィ「オーケストラ」、初めて見た作品ですけど凄く良い、絵のタッチが良くて、音楽が聞こえてきそうな軽快なタッチで描かれています。そして、第2室の一番奥のスペースに、ピカソが4点飾られています。「女の顔」「腕を組んですわるサルタンバンク」「生木と枯木のある風景」「ブルゴーニュのマール瓶、グラス、新聞紙」の4点。特に、「腕を組んですわるサルタンバンク」は、素晴らし過ぎて言葉が出ない。どの時代の作品を見ても、素晴らしい。やはり天才は生まれた時から死ぬまで天才。いろんな所で、ピカソの作品を見るたびに、好きな度合いも強くなっていく、まさに「ピカソ LOVE」といった感じ。

あと今は、「フランス現代絵画の巨匠 ザオ・ウーキー展」という企画展開催中です。

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といっても、今回初めて知りましたので、当然作品を見るのも初めて。作品の方は、何とも上手く説明出来ませんが、躍動感というか力強さを感じる作品が多いです。個人的に良いと思う作品は、「琵琶のある静物」「風」「月の中の風景」「17.01.66」「01.04.76-トリプティクーアンドレ・マルローに捧ぐ」「15.12.76-トリプティクー」「07.06.85」等々。

ブリヂストン美術館今回初めて行きましたけど、広くスペースをとってあるので観やすい。あと、常設展のカタログを買いました。おそらく初めてだと思います。それによると、他にも見たい作品があったので、企画展のやってない時期にまた行きたい。

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日暮里から上野まで歩いてみる

この前の10月最後の日曜日、日暮里駅から上野駅まで歩いてみた。といっても、別にウォーキングが目的でなく、3箇所の目的地に行くためには、歩くのが一番早いというだけのこと。

日暮里駅から歩いて5分くらいのところに、台東区立朝倉彫塑館がある。ここは、朝倉文夫が自宅兼アトリエとして実際に使っていた建物を、そのまま美術館として開放しているもの。

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建物に入ってすぐにアトリエがあり、「墓守」「北畠治房像」「大隈重信像」等が展示されている。また真ん中の庭を取り囲むように建物が建てられている。そして庭には池があり、その池を悠々と鯉が泳いでいる。やはり庭の池と言えば、鯉が定番。また、2階の畳敷きの部屋に座って、庭をぼんやり眺めているのは、何とも言えぬ贅沢。思わず大の字に寝てしまいそうになってしまった。さすがにそこは我慢。この建物、細部までしっかり作られていて、何気ないところが、おしゃれだったりする。

朝倉彫塑館を出て、谷中霊園を抜け第2の目的地へ。これがなかなか見つからない。ぴあの記事によるとこのあたりなのだが、と思っていたらありました。白い壁に「SCAI THE BATHHOUSE」、さすが元銭湯を改修したギャラリー。

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それにしても、人がいないと思って正面に行くと、日・月・祝日 休館の文字が、ガ~ン。調べないで来た私がいけないのか、と思いその場を去る。横尾忠則は次回にお預け、残念。

そして、上野桜木で言問い通りを突っ切り、藝大へ。今日の最終目的地、東京芸術大学大学美術館にて、「興福寺国宝展」を見る。

興福寺国宝展 鎌倉復興期のみほとけ
2004年9月18日(土)~11月3日(水)
東京藝術大学大学美術館

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それにしても、凄い人の数。やっぱり週末の上野の美術館巡りは控えたほうがいいかもしれない。
そういいつつも、まず地下展示室へ。ここはほとんど彫刻以外の物が中心。と簡単に言ってますが、歴史の教科書でしか見たことないような、国宝級がずらり。
そしていよいよ3階展示室へ。いきなり運慶作による、「無著菩薩立像」「世親菩薩立像」がお出迎え。さらに奥には、「四天王立像」の4体があり、さらにその奥には「龍燈鬼立像」や「金剛力士像」。ケースに入ってる訳でもでもなく、こんな近くで観れていいのか、という感じです。これだけの国宝を観れて、しばし呆然。本当に良い物みせて頂きました。心の中で手を合わせたくなるくらいの感動です。本当に良かった。週末の上野も悪くない(笑)。

あと隣の、陳列館で「ひびき・かたち・そざいー東西の改良楽器をめぐってー」という展示会もやってます。これも面白いです。

Gakki

さすがに、この後「マティス」や「中国国宝」を観る元気はなく、ジャイアント・パンダの前を通り、JR上野駅から電車にのってまっすぐ帰宅です。ハードな1日だった。

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佐藤哲三展

没後50年 佐藤哲三展ー新潟 蒲原平野に生きた画家ー」
2004年9月25日(土)~11月7日(日)
東京ステーションギャラリー

9月30日(土)に、東京ステーションギャラリーにて開催中の、「[没後50年]佐藤哲三展ー新潟 蒲原平野に生きた画家ー」を見てきました。

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偶然この展覧会のチラシを見て、それまで佐藤哲三という名前は、知りませんでしたが、そのチラシに印刷されている、「赤帽平山氏」「みぞれ」の2作品をが見たくて、行ってきました。

生涯を通じて、新潟県を拠点にして制作を続け、その土地に暮らす人達や風景を描き続けた画家です。

「赤帽平山氏」をはじめ「郵便脚夫宮下君」「農村託児所」「苦悩」「農婦」といった作品どの作品も、人間の表情が凄くよく描かれています。

「原野」「秋」「みぞれ」「帰路」「蒲原風景」「五月風景」といった、風景を描いた作品も力強く臨場感があります。病と闘いながらの作品とは思えない力強さ。

また、佐藤が力を入れた、児童画教育の作品や、佐藤自ら作った紙芝居も展示されていた。特に児童画教育には熱心だったようです。その他にも、数多くの素描が展示されており、その中にも素晴らしい作品は多い。

そして、最後のブースを出る所に展示されていた「ふくろう」。目つきが鋭くて、以前観た鞍掛徳麿の「ふくろう」に匹敵するくらい素晴らしい。

楽しい展覧会でした、雨の中行って良かった。東京ステーションギャラリーも久々に行きましたけど、この美術館は個人的には、東京都庭園美術館と並んで好きな美術館なんです。

あと、今回の佐藤哲三展は、11月7日(日)まで開催、その後2005年1月29日(土)から、神奈川県立近代美術館 鎌倉で巡回とのことです。

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