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日本近代洋画展

日本近代洋画への道ー山岡コレクションを中心にー
2004年10月9日(土)~12月5日(日)
目黒区美術館

目黒区美術館で、「日本近代洋画への道ー山岡コレクションを中心にー」を見てきました。

20041009

山岡コレクションとは、ヤンマーディーゼルの創業者 山岡孫吉氏のコレクションのことだそうです。

今回の展覧会は大きく分けて、「洋風表現の試み」「ワーグマンとビゴーー西洋人との邂逅ー」「初期の洋画教育ー画塾・工部美術学校・留学ー」「明治美術会と白馬会ー美術学校の時代へー」の4ブロック。何点かを除いては、ほとんど初めて見る作品だったり、初めて聞く画家の名前だったりします。

最初に目を引くのが、高橋由一「鮭図」。私が知っていた何点かの中の一つです。いいですねえ、これ。ほかにも「鯛図」「猫図」も良い。でも、図録だと、この2点モノクロページなんです、モノクロだと絵の良さが伝わってこないのが残念。また、五姓田義松「人形の着物」。この絵凄いです。写真かと思わせるくらいに、リアルに描かれてます、また足元で寝てる猫がまたリアル。今回、この展覧会に行こうと思ったのは、実は、この2作品が見たかったからです。

あと、他にも素晴らしい作品目白押し。ラクーザ玉「保津川の渓流」、湯浅一郎「緑陰」、山本芳翠「けしと小鳥」、同じく山本芳翠の作品で「議会スケッチ(A)」「議会スケッチ(B)」この2点笑えます。他にも、司馬江漢、亜欧堂田善、黒田清輝、藤島武二、青木繁、橋本雅邦、チャールズ・ワーグマン、ジョルジュ・ビゴー、久米桂一郎まだまだたくさんいます。

明治維新を経て、文明開化によって西洋文化が日本にどっと流れ込んできた、そんな急速な西欧化の中で、ある種のカルチャショックを受けながらも、独自の道を切り開いていった、そんな明治時代の洋画家の歴史です。

目黒区美術館ちょっと目黒駅から歩きますけど、それを補っても余りあるぐらいに、行ってみる価値はあると思います。

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