花と緑の物語展
花と緑の物語展 近代フランス絵画ー印象派を中心にして
2004年7月17日(土)~9月26日(日)
東京都現代美術館
9月26日まで東京都現代美術館に開催されてます「花と緑の物語展 近代フランス絵画ー印象派を中心にして」を観て来ました。これ前々から行きたくて、でもなかなか行けなくて残り1週間というところでなんとか見れました。
同じ美術館でピカソ展が9月18日から始まってますから混んでるかと思いきやそんなでもないです。チケット売り場では「花と緑の物語展」のチケット買ってる人結構いましたから。
今回の展覧会は大まかに4つのブロックに分けられる構成。1つ目が「人間の生活の一部として花がうまく調和されているような作品」2つ目が「花本体を描いた作品」3つ目が「モネの作品」4つ目が「街中での人の生活と緑の調和を描いた作品」。
人と緑が一緒に描かれているとどうしても人間の方に目がいってしまい花と緑を中心という感じではなかったです。花本体を描いたものが中心に飾られているとやっと本題みたいな感じです。やっぱり見ていて一番楽しかったのは、2ブロックとでも言いましょうか花本体を描いた作品が飾られてコーナーです。モネのコーナーも勿論良いですけど。
そんな中アンリ・ファンタン=ラトゥール「大きな花束」と、ジェルマン=テオドール・リボ「花瓶の花」が特に印象に残った作品です。そして最後にお楽しみがもう一つ。出口の所に飾られているアンリ・ルソー「熱帯風景、オレンジの森の猿たち」。今回この展覧会見たかった理由がこの作品見たかったからなんです。地下鉄の駅とかでこのポスター見るたびに気になっていたもんで。見れて満足です。
あと常設展見ていたら、以前うらわ美術館での「まどわしの空間」という遠近法を使った展覧会で展示されていた作品がありました。ここに常設されていたとは。新たな発見です。あと話変わりますが、今うらわ美術館で開催中の「創刊号のパノラマ」という展覧会も見に行きたい展覧会の一つです。
で、良い展覧会だったんですけどチケットがその場でパソコンからただプリントされただけの物だったんですけど。もうあと1週間なので入館券なくなってしまったのか、それともこれ用の入場券作ってないんでしょうか。これ用というかこの美術館では企画展ごとに入場券作ってないのかなあ。これじゃコンサートやスポーツ、演劇とかのチケットぴあとかローソンチケットと同じ。コンサートとかは指定席だからある意味しょうがないけど、美術展は開催期間中いつ来てもいい訳だし、美術展だけはそうならないと思っているので作るのやめてしまったんならショック大きいです。ピカソ展も行こうと思っているんで。
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