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2004年9月

ぴあmp ミュージアム

とうとうこんな物まで出てるのかという感じです。

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ぴあmapシリーズで、「ぴあmapミュージアム」なる本が発売されています。関東地方の美術館・博物館ほぼ網羅されているんじゃないでしょうか。ぴあmapを初めて買ったのは、確か大学生のころだと思うので、今から十数年前。その場所限定ということでいけば、ぴあmapの最新版というのが、一番便利な地図帳だと思うし、実際今まで数年おきに買い換えてる。

その後、ぴあホールmapというのが出て、こんなの誰が買うんだろうと思っていたら、しっかり私が買ってました。さすがにこれが出たときは驚きましたけど。

で、ついにと言うべきかとうとうと言うべきか、ぴあmapミュージアムです。こんなの誰が買うんだろうと思いつつ、私の手元にあるんですけど。さすがに大量部数とはいかないようで、1冊1980円(消費税込み)。ただ内容は相当盛りだくさんです、これで1980円は高いのか安いのか微妙なところですねえ。

それにしてもたくさんあるよねえ、関東だけでこれだけあるんだから、各館ごとに特色だして利益を出すというのはかなり難しい気がする。この本を一人でも多くの人が手にとって、美術館でも行ってみるか、と思う人が増えれば良いと思いますけど。

ウイークリーぴあの美術展のコーナーは貴重な情報源だし、一人の美術ファンとしてはこういう本が出るのは嬉しいことです。

ぴあのことだから、きっと関西版とか中部版とか作るんじゃないの。それはそれで凄いことですけど。

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平松礼二展

平松礼二展ー「文藝春秋」表紙絵を中心にー
2004年8月28日(土)~10月3日(日)
山種美術館

山種美術館にて開催されています、「平松礼二展ー「文藝春秋」表紙絵を中心に」見て来ました。平松礼二という名前は知らなくても、文藝春秋の表紙と言えばピンとくる人多いんじゃないでしょうか。実は、私もその口です。なにぶん初心者なもので。おまけに、山種美術館に行くのも初めて。

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平松さんの作品が、最初に表紙を飾った、文藝春秋2000年1月号から2003年12月号までの48作品と、他に11作品が展示されています。

「金色の海へ」「桜花幻想」「野に咲く」「秋月」「天橋立図」「関門海峡」「越中五箇山」「暮れる」「鎌倉のさくら」「男体山」「妙義山」「朱鷺」「石割の桜」「摩周湖」。これみんな文藝春秋の表紙を飾った作品なんですけど、チラシの裏の出品作品目録に特に良いと思った作品に○していったら、こんなになってしまった。もちろん他の作品も素晴らしいです。とにかく、植物の描き方が素晴らしい。見ていてため息です。

また、文藝春秋の表紙以外でも、「路ー「この道」を唱いながら」「路ー波の国から」「梅花図(赤)」「梅花図(白)」。桜の描き方は非常にダイナミックです。
また、文藝春秋の本も展示してありますので、飾ってある原画と比べながら見ると面白い。B-5の本の表紙と、65cm×61cmの原画では、同じ絵でも随分違って見えます。

すごく楽しい。この展覧会、最近見た中ではかなり良いです。10月3日(日)までやってますので、興味のある方は行ってみたらいかがでしょうか。
あと、山種美術館いいですねえ、10月9日(土)から、速水御舟展やるんですねえ、これも見にいこうかな。割引券ももらったし。また、9月29日(水)~10月5日(火)まで、上野松坂屋で「遥かなる旅路 平松礼二展」が開催されます。これも見に行きたい。

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瑛九展終了

渋谷区立松涛美術館で開催されてました「瑛九」展、9月20日(月)で終わってしまいました。結局見に行けず残念。最初は、「瑛九」って知らなかったんですけど、機会があれば見といたほうがいいよという人もいて、見に行きたかったんですけど。昨日、東京都現代美術館にいったので、今日はなんとなく行く気になれず、どこにも行かずじまいです。

次にどうしても見たいのは、うらわ美術館の創刊号のパノラマ、これははずさないようにしないと。あと藝大の興福寺。ピカソも行きたい。琳派も行ければ、庭園美術館も行ければ行きたいです。まあ、全部は絶対無理ですけど。

あと、この前まで、「日本の幻獣展」なるマニアックな展覧会やってた、川崎市市民ミュージアムでは今「本居宣長」展やってます。このギャップが凄い。あとここで、オリンピックのポスター展もやってます。これは見たいかもしれない。

そう言えば、「花と緑の物語展」では久々に図録買わなかったです。理由は簡単で、高いから。2000円超えると、買う気が失せるんですよ。隣のピカソの図録が2000円なのに、何でこっちは2500円。普通の体裁でいいから、もう少し安くして欲しい。

あれもこれも思っても、元来ずぼらな性格なので、前々から予定を立ててということがなかなか出来ない。突然思い立って見に行くというパターンが多いですから、何本見に行くかはわかりません。

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花と緑の物語展

花と緑の物語展 近代フランス絵画ー印象派を中心にして
2004年7月17日(土)~9月26日(日)
東京都現代美術館

9月26日まで、東京都現代美術館に開催されてます、「花と緑の物語展 近代フランス絵画ー印象派を中心にして」を観て来ました。これ、前々から行きたくて、でもなかなか行けなくて、残り1週間というところで、なんとか見れました。

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同じ美術館でピカソが、9月18日から始まってますから、込んでるかと思いきやそんなでもないです。チケット売り場では、「花と緑の物語展」のチケット買ってる人結構いましたから。

大まかに4つのブロックに分けられる構成。1つ目が、人間の生活の一部として、花がうまく調和されているような作品。2つ目が、花本体を描いた作品。3つ目が、モネの作品。4つ目が、街中での人の生活と緑の調和を描いた作品。

人と緑が一緒に描かれていると、どうしても人間の方に目がいってしまい、花と緑を中心という感じではなかったです。花本体を描いたものが中心に飾られていると、やっと本題みたいな感じです。やっぱり見ていて一番楽しかったのは、2ブロックとでも言いましょうか、花本体を描いた作品が飾られてコーナーです。モネのコーナーも勿論良いですけど。

そんな中、アンリ・ファンタン=ラトゥール「大きな花束」と、ジェルマン=テオドール・リボ「花瓶の花」が特に印象に残った作品です。そして、最後にお楽しみがもう一つ、出口の所に飾られている、アンリ・ルソー「熱帯風景、オレンジの森の猿たち」。今回この展覧会見たかった理由が、この作品見たかったからなんです。地下鉄の駅とかで、このポスター見るたびに気になっていたもんで。見れて満足です。

あと常設展見ていたら、以前、うらわ美術館での「まどわしの空間」という遠近法を使った展覧会で展示されていた作品がありました。ここに常設されていたとは、新たな発見。あと話変わりますが、今うらわ美術館で開催中の、「創刊号のパノラマ」という展覧会も見に行きたい展覧会の一つです。

で、良い展覧会だったんですけど、チケットがその場でパソコンからただプリントされただけの物だったんですけど。もうあと1週間なので、入館券なくなってしまったのか、それともこれ用の入場券作ってないんでしょうか。これ用というか、この美術館では企画展ごとに入場券作ってないのかなあ。これじゃ、コンサートやスポーツ、演劇とかの、チケットぴあとかローソンチケットと同じ。コンサートとかは、指定席だからある意味しょうがないけど。美術展は開催期間中いつ来てもいい訳だし、美術展だけは、そうならないと思っているので、作るのやめてしまったんなら、ショック大きいです。ピカソ展も行こうと思っているんで。

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こんなチケットは味気ないね

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ウィリアム・クライン展

ウイリアム・クレイン『PARIS+KLEIN』写真展
2004年8月28日(土)~10月6日(水)
東京都写真美術館

東京・恵比寿ガーデンプレイス内にあります、東京都写真美術館にて開催中の、ウィリアム・クライン『PARIS+KLEIN』写真展に行ってきました。

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この展覧会は、パリのヨーロッパ写真美術館で開催された展覧会の、日本唯一の巡回展ということで、大型の写真作品75点が展示されています

写真展を見に行くといつも感じるのは、個々の人達の表情がよく表現されているということ、それこそ、喜・怒・哀・楽が写真から感じられる。プロの写真家なんだから当然だろうと、言われてしまえばそれまでですが。あと、被写体との距離の近さでしょうか。よくこんなアングルで撮るなあ、というのがあります。たかが写真されど写真とでも言いましょうか、奥が深い。

個人的には、「テンプル大通りの女子高生デモ」「フランス対イングランド ラグビー戦、フランス国立競技場」とか好きです。もちろん、他にも良い写真たくさんありますけど。

会場入ってすぐ右側に展示してある、タバコを吸う女性の写真(セルジュ・ゲンズブール、「Love on the best」のレコードジャケット)かっこういいです。

10月6日まで開催です。また、映画作品8点も上映されるとのことです。

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昆虫 ミクロ・リアリズム

小檜山賢二写真展 昆虫 ミクロ・リアリズム
2004年8月4日(水)~9月19日(日)
エプソンイメージングギャラリー エプサイト

新宿にあります、エプソンイメージングエプサイトにて開催されています、MICRO PRESENCE「小檜山賢二写真展 昆虫 ミクロ・リアリズム」に行ってきました。

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MICRO PRESENCEとは、日常正確な形を目でとらえることの困難な微細構造という意味だそうです。そしてそれら(今回の場合は、体長10~20mmぐらいの昆虫)を、複数のデジタル写真から3次元コンピューターモデルを作成する手法を用いて、正確に再現しています。
簡単に言ってしまうと、とりあえずなんかいるなあと、いうくらい小さい昆虫を、形から皮膚の表面の様子や顔の様子などを、大きな写真で再現するというものです。
それにしてもこれ異常に面白いです。ちょっとグロテスクなものもありますが、本当に忠実に再現されている(と思う。なにせ、肉眼で本物みれないですから)。見ていて飽きない。
9月19日(日)までやってます。入場無料ですから、興味ある方は是非行ってみたら面白いと思います。

でも、体長10~20mm位の昆虫だから面白いけど、なにかの突然変異で体長5mとかになったら恐い、というか人間は完全に負けるね。まあ、そういう話は円谷プロだけで十分です。

また、「永遠なる変容 宇宙へのまなざし」という、今度は巨大化すぎて肉眼では認知できない視覚世界=宇宙、の世界を再現した展覧会も同時開催してます。こちらも面白い。入場無料で得した気分です。

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時代のアイコン

時代のアイコンー日本のグラフィックデザイン50年
2004年9月1日(水)~9月6日(月)
松屋銀座

9月1日(水)~9月6日(月)に、松屋銀座8F大催場にて開催されていました「時代のアイコンー日本のグラフィックデザイン50年」に行ってきた。

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1950年から現在にいたるまでの、グラフィックデザインに関する物を、一同に集めたといった感じで、貴重なポスターなども、数多く展示されています。ただ、デザイナーというのは基本的に裏方ですから、よっぽどのマニアか同業者、もしくは何らかの形で広告の仕事にかかわってる人以外はほとんど知らない、というのが普通です。カメラマンやコピーライター等の方が有名という場合が多いです。

そうはいっても、各企業のキャンペーンポスターや企業ロゴ等には、必ず一流とされるデザイナーが関わっています。これもそうか、あれもそうかというのが多く、見ていて面白い。1980年代前半の、西武百貨店の「おいしい生活」のポスターは、コピーライト糸井重里、フォトグラファー坂田栄一郎のコンビ。西武百貨店がいろいろと文化的事業を展開し始めたころでしょうか。なんといってもポスターのモデル ウッディ・アレンですから。ちなみに坂田栄一郎さんの個展「PIERCING THE SKY」は東京都写真美術館で開催中です。

また、「無印良品」のロゴマークのデザインが田中一光さんというのは、はじめて知りました。今まで普通の書体だと思ってましたから。横尾忠則氏による状況劇場のポスターや、表紙のイラストを担当していた頃の少年マガジンなど見ていて飽きない。

それにしても、これだけの展覧会にしては、期間が短すぎると思います。結構混んでたし、もっと長期間やってもいいと思いますけど。

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