横山大観展
近代日本画壇の巨匠 横山大観展
2004年7月2日(金)~8月8日(日)
京都国立近代美術館
所用で京都まで行きまして、そのついでというってはなんですが見てきました。
これだけの巨匠にも関わらず、実際に展覧会に足を運ぶのは初めてなんです。今回の展覧会では、初期から晩年までの代表作を展示するということで、NHKの日曜美術館でも紹介してました。
まず正面に「紅葉」、その右後ろに「屈原」、その反対側に「村童観猿翁」、その隣の隣が「無我」って最初から飛ばしすぎでしょう。「村童観猿翁」、子供も牛も猿も生きてるようです。ちなみにこの作品、いまでいう藝大の卒業制作だそうです。どう考えても学生の作品じゃない。やはり天才は最初から違う。さすがに作品をえりすぐって展示してあるだけあって、どれも見応えあります。緑と青を、いろんなパターンで使っているのが印象的でした。
途中で作品の入れ替えがあり、「夜桜」が見れなかったのが残念ですけど。「夜桜」と「紅葉」が途中で入れ替わったようなので会期の前半に行っていれば、階段上がった正面に「夜桜」があったんですかねえ。それも見たかったです。あと「生々流転」もありました。これ重要文化財との事です。最終日の前日、土曜日のお昼というわりにはそんなに混んでなかったので、3回りもしてしまいました。これが上野あたりだと大変です。もうお腹いっぱいで会場でても、やっぱり図録買いました。だもあれだけ厚くて2000円なら随分とお得かもしれない。
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